2008年9月30日~10月14日:秋のヨーロッパ旅行の記録~6~
10月6日

朝からプラハの観光に出かけました。プラハ城の入り口からバスを降りて、徒歩で週日見学です。

先ず聖ビート教会へ入る。
教会の左右の壁を飾る美しいステンドグラスが先ず目に入る。これはアールヌーヴォーを代表するチェコ出身の画家、アルフォンス・ミュシャの制作したステンドグラス。上は少し大きくしています。
聖ビート教会は、プラハ城の内にありプラハ大司教の主座である。
14世紀のカレル4世時代に今のプラハ城の偉容がほぼ整えられたが敷地は広大で宮殿、教会、修道院などが建てられている。
塔の高さ99m、 内部の幅60m、奥行き124mもありプラハのゴシック建築の代表でもある。
もともとは10世紀初頭にロトンダと呼ばれる円筒形の簡素な教会から始まったのだが、14世紀にカレル4世がゴシック様式の壮麗な建物に建て直し、その後も何度も改築されて、完成したのはなんと20世紀に入ってからとのこと。
教会の前に、ゴミ収集車がきていたのが、何となく生活観があって良いな~と思った。
大統領府です。何だか警備も何も無くて、ここまで来れるのが不思議みたいです。
プラハ城からヴルダバ川、カレル橋を眺めています。
聖イジー教会。920年に完成した城内最古の教会。ロマネスク様式の教会。
王宮を出て処に、”黄金の小道”と呼ばれる通りがあります。
昔、多くの錬金術師が住んでいたことからその名前がついたということでした。No.22と書かれた青い家は、作家フランツ・カフカが仕事場に使ったことで有名です。
プラハ城の入り口の警備の兵隊さん、微動だにしません。でもガイドさんは記念写真をどうぞ、と言われます。早速ツアーの新婚さんが並びました。私はパチリと写してあげました。
お城をおりて、カレル橋へ行きます。
数年前にヴルダバ川が氾濫したそうです。その時に水に浸かった跡が今も家の壁に残ります。
このアーチの上がカレル橋です。今からここへ登って行きます。半分修理中で少しがっかり。それに人が物凄く多くて、スリに気をつけるようにとしっかり言われて、ちょっと落ち着きません。
ヴルタヴァ川にかかるプラハ最古の美しい石橋。14世紀後半から15世紀初めにかけて、カレル4世の時代にゴシック様式を用いて建築された。全長約520メートル、幅は10メートル近くもあり、両側の欄干に並ぶ30体の聖人像が目を引く。
旧市街広場に来ました。ここの中心は旧市庁舎の仕掛け時計。毎時に12使徒が現れるので、見物人で一杯になる。
広場の免税店へ案内される。ボヘミアングラスの素晴らしい作品がたくさんあった。
市民会館のレストランで、チェコビールと昼食に行きました。とてもおいしいビールでした。おいしいローストポークに郷土料理のクネドリク(蒸しパン)です。でも、やっぱり量が多くて。
その後は自由時間になりました。路地を覗きながら散策です。民芸品のお店が路地の奥にありました。
壁に美しい彩色が施されていたり、石畳の道をキョロキョロと歩きました。
街を歩いていたら、こんな大きな建物に突き当たりました。ナショナルミュージアムです。中へ入ると、「プラハの春」の動乱状態の時の写真が一杯展示してありました。

車の駐車場になっているあたりにも、戦車が一杯来たんですよね。びっくりです。
夕方から、ここでコンサートがあるというので、申し込みました。どこで?この階段の踊り場が舞台です。
モーツアルトのセレナーデ、ドボルザークの新世界より、がありうれしかったです。
最後はビバルディの四季
40人ばかりの観客で贅沢な時間になりました。本当はスメタナが聞きたかったですが・・・・
ナショナルミュージアムの地下から地下鉄に乗ってホテルへ帰ってきました。
もうお腹はペコペコ。このホテルには立派なレストランがありました。
おいしいチェコビールに大きなピッツア、生ハムのお皿、とっても満足!でした。
もう夜も遅いと言うのに、しっかりとデザートも注文しました。夫はアイスクリーム、私はチェリーの一杯のったババロア。コーヒーとおいしかったです。
こうしてチェコの夜は更けて行きました・・・・
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2008年9月30日~10月14日:秋のヨーロッパ旅行の記録~1~出発
2008年9月30日~10月14日:秋のヨーロッパ旅行の記録~2~ハンガリー・ブダペスト
2008年9月30日~10月14日:秋のヨーロッパ旅行の記録~3~ブダペストからウィーンへ
2008年9月30日~10月14日:秋のヨーロッパ旅行の記録~4~ウィーン

2008年9月30日~10月14日:秋のヨーロッパ旅行の記録~5~プラハへ
2008年9月30日~10月14日:秋のヨーロッパ旅行の記録~6~カレル橋