2008年9月30日~10月14日:秋のヨーロッパ旅行の記録~4~ウィーン
10月4日、

ウィーンの朝です。朝食は蕎麦粉のクレープがとってもおいしいです。お野菜色々のピクルスも豊富。
たくさん並んだブレックファーストビユッフェ、たくさんのお料理が並んでいます。パンもクレープも、一杯あります。
シェフが注文に応じて、オムレットを作ってくれます。私はトマトと,パセリを入れて作ってもらいました。
いよいよウィーンの観光に出かけます。「ホテル・ド・フランス」の正面玄関です。
ホテルの前でパチリ。空気はキリリと冷たくて、ダウンのロングコートで快適です。

今日は、前回の旅行で廻れなかったシェーンブルン宮殿へきました。
正面入り口です。18世紀、女帝マリアテレジアの時代に完成した王家の夏の離宮です。
1441室あるという宮殿の内部44の部屋を見学する。ウィーン風ロココ様式といわれる豪華なもの。しかし、以前に行ったサンクトペテルスブルグの エカテリーナ宮殿に比べると質素かなと思いました。
離宮の裏は美しいフランス庭園になっている。マリア・テレジアの娘マリー・アントワネットが滞在していた時に6歳の神童モーツアルトが招待され訪れている。
プラタナスが黄葉をはじめました。素敵な秋の風情です。ここからバスに乗ってウィーン市街へ戻ります。
途中、アールヌーボーの装飾が前面に施された美しいビルが建ってました。
リンクに添って造られたウィーン市民の憩いの場、市立公園に来ました。ここの美しいクアサロンでは、前回、ディナーコンサートに参加しました。
ウィーンといえばワルツ、ワルツといえばヨハン・シュトラウス。その黄金の立像が市立公園にあります。
夫は添乗員の河田さんとツーショット。いろいろお世話になりました。
今日は、昼食時間から自由時間になりました。
私たちは、前回には入ることの出来なかったホテル・ザッハーへ行きました。
やっぱりここで、ウィーン名物となっているザッハートルテを食べたいと思いました。
先ずは、ビールで疲れた喉をうるおし、ランチにしました。
デザートはザッハートルテと、アインシュぺナー(コーヒー)です。

チョコレートケーキの王様と称されるこのケーキはホテル・ザッハーの菓子職人フランツ・ザッハーによって1832年に作られたそうです。

やはりとっても濃厚な甘さでした。
ホテル・ザッハーの豪華なロビーの一室。
濃厚なケーキを食べて、少し運動をしなくては、とブラブラと散歩です。ケルントナー通りに出ると、前回泊まったアストリアホテルがありました。
そして通りの先にはシュテファン寺院があります。まだ工事中でしたが、今回は、中へ入ることにしました。
12世紀に着工、1511年にほぼ現在の姿になったという聖堂の中は、薄暗く荘厳な雰囲気でした。
136.7mの尖塔と、北塔(鐘楼)と南塔があります。南塔には地上72メートルの物見台があり、343段の急ならせん階段で登ることができます。ここはかつて火の見櫓として使われていましたが、いまでは健脚者の展望台となっています(パンフレットより)
私たちは南塔の階段をグルグルと上りました。足がガクガクしましたが上り詰めた窓から見た景色はそれは見事でした。特に、寺院の屋根の模様がとても美しかったです。
夕方はリンクに乗って黄葉の道を見に行きました。ブルク公園沿いの遊歩道と散り敷く黄葉です。
ブルク公園のモーツアルト像も見てきました。前庭には真っ赤なお花でト音記号が描かれています。
夜は、ツアーの皆さんにコンサートが用意されていました。会場はコンツエルトハウス、天井のホールが見事です。
ボックス席も優雅です。ここで、モーツアルトの時代の衣装を身につけた「ウィーン・モーツアルト・オーケストラ」の演奏会です。
歌劇「後宮からの逃走」「ドン・ショバンニ」「フィガロの結婚」など、よく知る曲を演奏してくれる。
最後は「美しき青きドナウ」「ラデツキー行進曲」の楽しい手拍子で終わった。

ウィーンの夜は、とても楽しかった。
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2008年9月30日~10月14日:秋のヨーロッパ旅行の記録~1~出発
2008年9月30日~10月14日:秋のヨーロッパ旅行の記録~2~ハンガリー・ブダペスト
2008年9月30日~10月14日:秋のヨーロッパ旅行の記録~3~ブダペストからウィーンへ
2008年9月30日~10月14日:秋のヨーロッパ旅行の記録~4~ウィーン