2007年12月11-22日:冬のオーストリアとベルギーへ・・・・その6
Hallstatt     12月17-19日
2007年 12月17日

SalzburgからHallstattへ向かいます。またSalzburg駅へきました。ここは、駅前広場の反対側を見ています。高層のアパートやホテルが建っています。
Salzburgから列車で50分ほどでATTNANG-PUCHHEIM という街に着きます。そこから今度は支線に乗り換え1時間15分でHallstattに着きます。
支線になると、沿線には次々と美しい湖が見えてきます。周りを取り囲む山々は雪で真っ白です。
やっとHallstatt駅につきました。5人ほどの人が降りました。無人駅です。今からこのトランクをかついで、Hallstatt湖の側まで下りていきます。
そこにHallstattへ行く船が待っていました。船に乗って10分もしないうちに着きます。真ん中にプロテスタントの教会、その左の黄色い建物が私たちの泊まるホテルです。船は教会の右に着きます。

写真にマウスを宛ててみてください。
Hallstattの街に着きました。また、波止場からホテルまでトランクをかかえたり、押したりして行きました。
ヤレヤレ、波止場から一番近いホテルでホッとしました。そして、一番大きなホテルだそうです。
早速、昼食をレストランで頂きます。
窓の外はプライベートビーチ。雪の一杯積もったお庭、漣を立てている湖、雪の山々、本当に静かで美しいです。
早速、おいしいビールで乾杯!です。念願のHallstattに来ました。とってもうれしいです。
昼食を頂いて元気が戻りました。早速、街の見学です。

先ずは、ホテルの隣のプロテスタントの教会です。この広場が波止場の広場です。雪の山を背景に塔が美しいです。
ここで、一人旅の韓国の女性と会いました。カタコトのハングルで少しお話をしました。
教会の内部です。ステンドグラスと説教台が美しいです。
波止場です、ここに船が着きます。列車の着く度に、連絡線が運行されます。
教会の前の道をドンドン歩いていきました。この緑のベランダのある家の前からの景色が一番の撮影スポットと言われています。
Hallstattの紹介と言えばここからの写真が使われています。黄色のホテル、教会の尖塔、雪をかぶった山、カソリック教会のドーム、と山肌にしがみ付くようにして建っている家々、世界遺産となっているHallstattです。
まだまだ先へ進みました。Hallstattの標識が立っていました。
山肌から落ちる水はこんな見事なつららを作っていました。とっても寒いです。
バイパスの入り口まで来ました。私たちは、真ん中の道を歩いてきました。上り下りのトンネルへの道が左右にあります。

Hallstattの地図です。
今度は湖に沿って南へLahn目指して歩きました。途中にこんな横断幕を発見、行ってみることにしました。
そこは、世界最古(3000年ほどの歴史がある)の塩抗で今も操業中のSalzbergwerkハルシュタット塩抗)でした。ここからケーブルカーが走ります。
そして、山肌を山上へ登って行きます。しかし、冬季は水曜のみの見学となっていて、とっても残念でした。
前の広場には石像が建っていました。鉱山夫の石像のようです。夏はボート遊びの人々で賑わうようです。
夕方の4時過ぎです。寒くなってきました。ホテルへ戻ります、帰途に開いていたクリスマスショップに寄りました。
ホテルに帰ってきました。ドアを開けると広い廊下です。右がフロントのあるロビー部屋、左は一般客のレストラン、突き当りが泊り客のレストランで湖の前です。右に掲示板がありその奥を開けると客室への階段があります。エレベーターはありません。私たちは2階でした。
ここのホテルのマスター?ロッキーです。とてもお澄ましです。
よく歩いてお腹も減りました。寒くもあります。おいしいワインと料理、デザートにクレープまで頂きました。
2007年12月18日

夜明けの写真が写したいと頑張りましたが、ようやく夜が明けました。7時半ごろです。もう連絡船が着いていました。
ホテルの朝食です。お野菜が殆どありません。寒いHallstattでは貴重品でしょう。
朝食後、また散歩に出ました。教会前の広場から出て行くには、この建物のトンネルを通ります。車高の高い車は上のバイパスから入ることになります。
バイパスにある、駐車場まで登ってきました。滝が凍っています。
駐車場からの眺めは絶景です。プロテスタント教会と私たちの泊まったホテルが並んでいます。
細い坂道を降りてくるとホテルの前の小さな広場に出ました。ここがHallstattの中心のMarktplatzマルクと広場です。私はホテルを見て立っています。後ろにはクリスマスの飾りつけとクリスマスツリー、更にその後ろ、二軒の家に挟まれて見えるのが、最初に泊まろうかと思っていたレストラン兼ホテルです。
昼食をこのレストランでと思って出かけましたが、オフシーズンで泊り客以外には供しないとのこと、しかし、見学はどうぞ!となかへ入れて頂ましたので、記念写真です。窓の外を這っているツタがレストランのなかにまで一杯伝っています。
昼食はマルクト広場の入り口に建っているカフェレストランで食べることにしました。
Hallstatt湖で獲れたマスのソテーです。とてもさっぱりとしていて、おいしかったです。
デザートのコーヒーがまたおいしかったです。コーヒーはこのように必ずお盆に水と一緒に供されます。水とスプーンの置き方に店夫々のこだわりがあるということです。

少しお値段が高いなと思ったら、このマフカップがおみやげとして頂けるシステムになっていました。
Hallstattと書いてあるマグカップは私たちのとても良い記念になりました。テラスで震えながら記念写真です。
またまたお腹が一杯になってしまいました。またまた散歩です。今度は少し斜面の上にあるカソリック教会を訪ねました。すぐにお墓が並んでしました。私の左手には、納骨堂Beinhauseが建っていて、土地の狭いHallstattでは、10-20年たつとお墓から出されて納骨堂に納められるそうです。
教会の内部は美しいステンドグラスで飾られていました。
Hallstattは本当にかわいい街です。何度もメインの道路を行ったりきたり、また、坂道、山道もあっちこっち歩き回り、すっかり詳しくなりました。しかし、明日はいよいよウィーンへ戻り、そしてベルギーの息子たちの家に向かいます。
Hallstatt最後のディナーは、お気に入りのビールで乾杯です。おつまみが珍しいものでとてもおいしくて、ビールがすすみました。
2007年12月19日

今日も良い天気になりそうです。一度雪が降って欲しかったですが、実際に雪が降ったら、寒くて大変だったろうと思います。

ホテルのテラスから湖をバックに最後の記念写真です。夏だとここにテーブルを置いてビール飲むとどんなにおいしいだろうと思いました。
トランクを持ってホテルを出ました。船着場で船の出る前に記念写真です。また来る機会があるでしょうか?
船のなかにもかわいいクリスマスツリーが飾ってありました。

遠ざかるHallstattの美しい町並みです。さようなら
Hallstatt駅に着きました。今からこの電車に乗って、ATTNANG-PUCHHEIMへ、そして、Wine へ戻り、Wine 空港からベルギーのブリュッセル空港へ飛びます。
ATTNANG-PUCHHEIMまでの沿線の景色が本当に美しいです。ここはBad Isch近郊の景色です。
車中では駅員さんが親切に説明をしてくれて、まもなくATTNANG-PUCHHEIMだよ、とわざわざ教えに来てくれました。

こうして私たちのAustria 旅行はまもなく終了です。
前へ
2007年12月11-122日:出発そして 
Wien
2007年12月13日:Wien・・・・その2
2007年12月14日:Salzburg・・・・その3
2007年12月15日:Wattens・・・・その4
2007年12月16日:Salzburg・・・・その5
2007年12月17-19日:Hallstatt・・・・その6
2007年12月19-21日:Belgium・・・・その7
次へ