2007年12月11-22日:冬のオーストリアとベルギーへ・・・・その7
ベルギー    12月19-21日
Austria旅行もいよいよお仕舞いです。ウィーン空港へ戻ってきました。
ここからブリュッセル空港へ飛びます。最後においしいコーヒーメレンジェをゆっくりと飲みました。
荷物検査をして、ブリュッセル行きの飛行機を待っています。黄色い椅子がなんだかうれしい・・・そしてちょっと珍しいです。
yasuyoさんが空港まで迎えに来てくれました。ありがとう!tkehitoは、イギリス出張で帰りが遅い。
とうとう会えないままに私たちは疲れて眠りました。

翌朝、いつも通りに出勤だそうです。お疲れ様です。
私たちはテラスからお見送り。芝生も木々も霧氷の花で真っ白。
うれしいお野菜一杯の朝食です。
今日はyasuyoさんがアントワープへ私たちを連れて行ってくれます。霧で真っ白の中をオランダに近いアントワープAntwerpe目指して北上です。
道路は凍結、木々には霧氷の花が咲き、本当に寒いです。こんな寒い冬は初めてだとyasuyoさん。
アントワープに着きました。ここは港町です。商業が栄えた街、昔からダイヤモンドの研磨、取引が盛んな街。
Provinciaal Diamantmuseum
世界最大規模のダイヤモンドに関する博物館。アントワープで培われた5世紀来のダイヤモンド研磨技術の詳細な展示を中心に、採掘から仕上げまでの全工程が紹介されています。
お隣の大きな建物はアントワープ中央駅Centraal Stationです。終着駅です。いかにもヨーロッパの駅という感じ。
1895年から1905年の世紀の変わり目に建造されたネオバロック様式の大建築でガラスと鉄骨で築かれた半円筒形のホーム天蓋はベルギーを代表する近代建築の傑作の一つです。
今、大改修が続けられている駅舎ですがその大きさ、荘重さに圧倒されてしまいました。
古い建物が美しく残っている街です。メール通りMeirです。アントワープがヨーロッパ文化都市に指定された1993年に大きく改装された歩行者天国の大ショッピングストリート。
広い道路にクリスマスツリーが立っていました。オーストリアに比べたら、地味なクリスマスの飾りつけだなと思うベルギーです。
クラシックな建物のなかにこのようなガラス張りのモダンな建物も混在しています。
Rubensno住居兼アトリエRubenshuis
が保存されています。ルーベンスがイザベル・ブラントと結婚したあとに購入(1600年)し、画業にあわせて増築した館。没する1640年まで住み続けていました。中庭とフランドル・イタリアルネサンス様式の外庭にはさまれたバロック様式の柱廊は彼自身の設計です。
ノートルダム大聖堂Onze-Lieve-Vrouwe kathedraalに行きました。
1352年に建造が開始され、1520年に完成したネーデルラント地方最大のゴシック教会堂。です。
1559年からは司教座がおかれてカテドラルと呼ばれるようになりました。右の絵はルーベンスの「キリスト降架」です。他にも「キリスト磔刑図」、「聖母被昇天」、「キリスト復活」などがある。
名作「フランダースの犬」の少年ネロが最後に見た絵としても有名です。
ベルギーと言えばチョコレートが有名です。今、一番評判のお店だという「DeLReY」に連れて行ってもらいました。
黄緑がお店のカラー。チョコレートの箱には黄緑のリボンをかけてくれます。おみやげに買いました。
夜は、ムール貝のおいしいお店へ、と行きましたら、臨時休業で大変残念でした。家に近いお店で食事を楽しみました。
今夜も息子は忙しくて遅い帰宅でした。
私たちの帰国の日になりました。息子の出勤を見送ってから、私たちは飛行場へ送ってもらいました。バックヤードの木々が霜で真っ白です。
アパートから空港は比較的近いですが、霧による渋滞で思わぬ時間がかかりました。
ここでお別れです。まだ暫く続きそうなベルギーでの生活です。元気でね。
名残惜しいですが、さよなら!
飛行機で12時間、関西空港に帰ってきました。ターミナルでは可愛い幼稚園児の「聖歌隊」がクリスマスの歌を歌ってくれました。

楽しかったオーストリア・ベルギー旅行も終りました。寒かったけれど、色々な所へ自分たちの足で行って来れて楽しかったです。
2007年12月11-122日:出発そして Wien 2007年12月15日:Wattens・・・・その4
2007年12月13日:Wien・・・・その2 2007年12月16日:Salzburg・・・・その5
2007年12月14日:Salzburg・・・・その3 2007年12月17-19日:Hallstatt・・・・その6
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