2007年12月11-22日:冬のオーストリアとベルギーへ・・・・その5
Salzburg
2007年12月16日

朝は、旧市街の主に高台を巡る観光に予約をして参加しました。ドイツ語のおばさんたち4人と私たちで説明はドイツ語です。私はところどころの単語を拾ったり、夫に訳してもらいながら、想像の世界で巡りました。
最初に、ホテルの部屋から見えるミュージアムにきました。街が一望の下に見下ろせます。
高台には、お城があるだけかと思っていましたら、意外に広い地域に住宅地が広がっていてびっくりでした。Festung Hohensalzburgは、思った以上に遠くの丘にありました。
大きな池があり、周囲から凍っていました。寒いです。
一面の雪原です。
Residenzplatzレジデンス広場のあたりで、ツアーは終了です。このまままた、旧市街を見物して歩きます。
Dom大聖堂のなかへ入りました。とても荘厳な大聖堂です。きらびやかでそれでいて、厳かで、ヨーロッパ最大級といわれるパイプオルガンは6000本のパイプが使用されているそうです。
それにしても寒いです。大勢の人が集まっている屋台がありました。なんだろうと覗き込むと大きなポテトをかじっていました。私も一つ、買って食べました。ホクホクとしてとってもおいしく体も温まりました。
体が温かくなると少しユトリが出てきました。まだまだ新市街も歩いていないので、戻ってきました。ホテルの前にあるミラベル宮殿に行きました。きっと見事な西洋式庭園だと思いますが、冬枯れでちょっと物足りないです。
背後に見える建物「市長公邸」に入ってみました。美しい階段:天使の階段です。あっちこっち修理中でした。2階にはMaruorsaal(大理石の間)と呼ばれるモーツアルトも演奏をした大広間ですが、残念なことに鍵がかかっていました。
外へ出て街を少し歩きました。美しい金の飾りのついた建物はモーツアルテウムMozartumです。
今夜はFestung Hohensalzburg城でのディナーコンサートを予約しています。そろそろお城に上がります。
ケーブルカーもありますが、歩いて登ることにしました。少しずつお城が近付いてくるのがおもしろいです。
昔の兵士もこうして登ったのかと思うと、何だか変な気持ちです。お城という言葉からイメージするものとは程遠い要塞そのものです。
日本語のガイドフォンを借りて城内見学に参加しました。鉄の格子が嵌った石の窓から見下ろす市街です。
城砦の一番上の塔に上がってきました。1077年に建設が始まり17世紀になってようやく完成した中世の城です。名前の示す塩蔵が並んでいました。
ツアーを終えて広場に出てくるとここでも可愛いクリスマス市が立っていました。ツリーの側では民族衣装の男性が音楽を奏でていました。素朴なあったかな音色です。
ディナーコンサートの会場を訪ね訪ねて、行きました。あちこち雪が積もっている城内です。
ポツポツとお客様が集まりディナーが始まりました。
おいしいお料理でした。最後のデザートは、コンサートにふさわしい飾りでうれしくなりました。ほんの一切れ、かわいいザッハートルテもありました。
レストランの窓から見下ろすと、ケーブルカーが登ってくるのが見えました。
食後にコンサートの会場へ移動です。教会のような天井で奏でられる音楽はとても良い響きでした。
Mozarts、Johann Straubの作品など、Austriaらしい音楽でうれしかったです。
コンサートの部屋にもこのような武具が飾ってありました。
帰りはケーブルカーで下りました。コンサートのお知らせが出ていました。
Rasidenzplatzレジデンツ広場まで下りて来ました。見上げると先ほどまで居たお城がポッカリと夜空に浮かんで見えました。
大きなクリスマスツリーに灯りが点り、とても幻想的です。寒いなかを急いでホテルへ帰りました。
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続く