1999年1月 : 普段着の私

大分川

永野美恵子 : 大分市


が家のある団地の下には大分川が流れています。その大分川の堤防の上には自転車の走れる遊歩道があって、素敵な散歩道になっています。お天気の良い日には時々、その土手の道を歩きに行きます。はるか後方には由布岳や鶴見岳が形の良い姿を見せていて、土手の外は田んぼ、そして川は釣りをしている人がいたり、カモが浮かんでいたりして、俳句を作るのにもとってもいい所です。大分川は、由布岳に抱かれた盆地、湯布院の金鱗湖が源と言われています。そして大分市の中心部を潤しながら、別府湾にそそいています。 私たちが散歩をする遊歩道は正式には「弁天横瀬自転車道」という名称が付いていて、弁天地区、つまり、大分川の河口まで繋がっているというのです。

大分の地図


横瀬というのは、私たちの住んでいるこのあたりの地名です。お天気の良いある日、思い切って歩いてみることにしました。途中で疲れ果てると困るので、自転車を持って行くことにしました。疲れたら自転車に乗って走ればいいと思いました。いろんな人が歩いたり、ジョギングしたり、犬と散歩をしていたり、みんなに親しまれている道だなと思いました。いくつもの橋を越えて、川幅がだんだん広くなり、家が建ち並び、水道が走っていたり、人と水との関わりの深さを感じることが出来ました。弁天地区に入ると川と海が境なく広がっていて、河口からは大分空港へ行くホーバーが発着していたり、そこからは大分工業地帯へと続き、貴重な工業資源にもなっている大分川の水。私たちの生活に密接に結びついた「水」の大切さを再認識した大分川の探検でした。

11月の「普段着の私:友の会」

10月の「普段着の私:New COARA」

5月の「普段着の私:パソコン」

4月の「普段着の私:買い物」

3月の「普段着の私:息子達の部屋」

2月の「普段着の私:私の台所」

1月の「普段着の私:豊の国・大分」

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