1998年1月 : 普段着の私

「豊の国・大分」

永野美恵子 : 大分市

は大分に住む主婦です。
今年1年かけて、私の周りをご紹介してまいりましょう。

大分ってどこにある?私は今から28年前、主人の転勤で大分に初めてやって来ました。大分って九州の、、大分県の、ということは解っていましたがあまり詳しくは知りませんでした。

それまでの主人の勤務地の名古屋から大分へ、関門海峡を渡るということは随分遠くへ行くような気分でした。大分の地を踏んだ時は6月、南国の太陽がカーッと照りつけていました。フェニックスの並木がヤシの木に見えて、いかにも南に来たことを思わせてくれました。
その後また、転勤で大分を離れましたが、10年前にまた戻ってきました。大分は大変住み心地の良い町で、今ではすっかり気に入っています。

大分県は人口120万人、大分市は42万人が住んでいます。我が家はその大分市の西に位置する戸数3000軒位の住宅団地のはずれにあります。幸い、我が家の周りは自然が一杯、虫や小鳥もたくさん庭に訪れます。大分は昔は豊後の国と呼ばれていましたが、その名前をつけた豊後富士(由布岳)と鶴見岳が我が家から良く見えます。この時期、よく晴れた朝は、この二つの山は青空のもと、樹氷で白く輝きます。そんな日は一日中、気持ちの良い小春日和に恵まれて庭で過ごすのが楽しみです。

Mt.Yufu & Mt. Tsurumi

左が豊後富士とも呼ばれる由布岳です。山頂は爆裂火口のために双峰となっています、由布西岳は標高、1584m。東岳は1582m。南西に湯布院町を抱く由布岳は屹立しているため、登山者の登頂意欲をそそります。そして頂上からは遠く四国まで眺めることが出来ます。また、右の鶴見岳は1374m、湯の町別府から車で30分、ロープウエイーで山頂まで上ることが出来るため、気軽に霧氷を身近にすることが出来ます。

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