ライラック、というより、リラの花、という呼び方で私は昔からこの花に憧れていました。どこでこの花のことを知ったのか、あんまり記憶には無いのですが、多分、中原淳一の絵や本からだったのではないかと思います。昔むかし、いつも母が私たち姉妹に買ってくれていた目の大きな少女が表紙に書かれた本、その中で見たような記憶があります。
実際に、ライラックを見たのは、ずっと後だったように思います。紫の小花が房になって咲いているのをお友達の家で見つけて、ああ、これがライラックだ、ホントいい香りがする、と感激したことを覚えています。
いろいろ親切にして下さる、年上の方でしたが、引越しをされるというのでお手伝いに行きました。何でも好きなものを上げる、と言われて、遠慮も無く、このライラックが一枝欲しいといいました。挿し木をしようと思ったのです。でも、挿し木は無理とのこと、諦めたことを覚えています。
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