どちらかというと、洋風の感じがする我が家の小さな庭ですが、自然石で囲って少しだけ盛り上げた場所に梅の木が植えてあります。小さな梅の実のなる豊後梅です。大分の昔の名前のついた豊後梅なので、植木屋さんが庭を造って下さった時に、植えて頂きました。寒い冬の終わりに一番に花をつけるのが、この梅の木です。小さな目立たない白い花ですが、寒さの中で咲く梅の花を見ると、「ああ、寒さももう少しだな、春が来る、、」ととてもうれしくなります。そしてもう少しすると、鶯が来るようになるでしょう。家の側にある竹薮にはたくさんの鶯がやってきて、我が家の庭にも飛んできてくれます。とっても美しい声で鳴く鶯たちです。
昔の言葉に「桜切るばか、梅切らぬばか」というおもしろい言葉があります。しかし、どうも今年は花のつきが悪いようです。昨年はアメリカ旅行を2ヵ月間していた間に、梅の実がなりました。そして剪定のチャンスを逃してしまって、秋になって枝を切りました。きっともう出ていた花芽を切ってしまったのだと思います。お花が少ないということは、実る梅も少ない。
毎年、梅干しになって、おにぎりを作る時に重宝していた梅の実ですが、本当に残念!今年はよく見てちゃんとした時期に剪定をして来年の花と梅の実に期待したいと思います。
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