diary,January

January 1st 1998

晦日からコアラの事務局に行って、インターネット放送の お手伝いをしていました。「ゆく年来る年」と題して1997年から 1998年へと代わるその瞬間をコアラのお友達と一緒に過ごしました。 私は皆さんに年越しそばを作って食べて頂きました。それから皆で近くの春日神社へ新しい年を祝いにに行きました。たくさんの人が初詣にきていまして今年が良い年であるようにとお参りをし、その様子を尾野局長がインターネットにライブで載せました。

昼前にまたコアラ事務局へ行って皆で新年餅つき大会をしました。今年もいろいろ新しいことに挑戦する年となりそうです。

January 7th 1998

日は「七草」の日です。七草、昔からお正月の七日は七草粥を食べる日になっています。日本の平安時代の短歌を集めた百人一首の中にも雪の積もった原で七草を摘んでいるという歌もあるくらいです。お正月のお餅やご馳走で疲れた胃腸にやさしくて、不足しがちな緑のお野菜を食べるという、昔の人の智恵かもわかりません。春の七草というのは、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、仏の座、すずな、すずしろ、です。今では普通には食べない、野の草や大根、蕪などを入れて作ります。我が家でも七草すべては揃いませんでしたが、母に教わったように、まないたの上で野菜を切りながら、「七草なずな、唐土の鳥が渡らぬ先に、トントントン」と歌って七草粥を作って食べました。

January 8th 1998

春句会でした。いつもの会場の公民館に7人が集まりました。お正月の句がたくさん披露されまして、選句です。私はいつもなかなか思うように句が作れなくて、皆さんの作品を感心して聞き勉強をさせてもらっています。今日は、先生や皆さんからたくさん句をとってもらい今年もまた頑張って俳句を作ろうと本当にうれしくなりました。

・パソコンの友に囲まれ晦日蕎麦
・年男年男とて御酒すすむ(今年、寅年、年男の主人に作りました。)

先生から新春のお年玉として一人ずつ自作の句を書いて下さったひょうたんを頂きました。

January 15th 1998

日から20日まで、アリゾナのDonさんが我が家にやってきます。雨になった成人の日の夕方、大分駅へ迎えに行きました。たくさんの荷物を抱えたDonさんがニコニコと改札を出てきました。家に着いてから早速、ケーキと紅茶で乾杯をしました。Donさんはベジタリアンで、お菓子が大好きなので今日は大きなケーキを焼きました。

January 16th 1998

アラ会員の浦塚さんを訪ねて日田へ行きました。古い日本家屋の浦塚さんの家や庭がアメリカ人のDonさんには浦塚さんの家のお仕事の下駄作りも珍しく、私設の展示館「与七郎の館」をゆっくり見せて頂きました。その夜は日田に泊りました。

January 17th 1998

日田の三隅川や古い家並みの残る豆田町を散策しました。午後は浦塚さんも一緒に湯布院へ行きました。コアラの点字会議室のゆふいんオフが東京の関根千佳さんを迎えてありました。総勢13人が集まって和気藹々とインターネットのホームページリーダーの実演を見せて頂いたり、温泉に入ったり、楽しい時間を過ごしました。

January 30th 1998

アラ大分1月例会がありました。いつも司会をして下さるさわちゃんと一緒に会場ではまずコーヒーの用意をしました。7時、徐々に会員さんが集まってこられて、例会が始まりました。今年は少し例会の雰囲気を変えようということで、グループ分けをして意見を出し合い、後で全体で聞きあうということをしてみましたら、たくさんの建設的な意見が出て楽しい例会になりました。