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2011年9月5日午後: クラウスさんの案内でTromsö観光・・・・その続き
ランチの後、またTromsöの中心地へ戻ってきました。今度は、ロープウエーに乗って、街の防風堤のような標高420mのストールスタイネン(Storsteinen)山へ登山へ登り、トロモス島をながめます。
手前がトロモス、そして、海を挟んで向こうに見えるのが午前中に歩いたトロモス島です。
クラウスさんの勤めていた高校も小さく見えます。
頂上に着きました。このロープウエーはさしづめ”白熊号”とでも言うのでしょうか?
一緒に乗ってきた若者数人が、スルスルと目の前の鉄塔に登って、メンテを始めました。その側を”白熊号”が街へと下って行きました。 
見晴台には写真と説明があります、フィヨルドによる入り組んだ海岸線が特徴のノルウエーの中でもとりわけ入り組んでいる海岸線の様子や、山々の様子が良くわかります。 
 北極圏北緯70度近くにあるトロモスが意外にも暖かいのは、メキシコ湾流とこの山々のおかげでもあります。トロモス県最高峰は標高1833メートルの イエッケヴァッリだそうです。

トロモス橋とトロモス島です。島の左上はトロモス空港、中央の緑の茂みの中にはスキーのジャンプ台があり、その手前には世界最北のトロモス大学があります。
手前の白い三角屋根は、この後、行く予定の北極教会です。
クラウスさんもここまで登ってきたのは始めてだそうで、たくさん写真を写しました。 
展望台の側の山肌です。大きな木は育たず、コケ類がびっしりと生えています。思った以上に温かいとはいえ、北極圏の高山は厳しい冬なのだと思います。
ロープエーでまた下へ降りました。途中、昇りのロープウエーとすれ違います。こちらは”アザラシ号”のようです。
山の上から見えた白い教会の前に来ました。クラウスさんは、全景を写そうと頑張ったら、前庭の一番端まで行ってしまいました。後ろは島へ渡るトロモス橋です。


北極海の聖堂(Ishavskatedralen)とも呼ばれるトロムスダーレン教会の外観です。トロムソの冬とオーロラをモチーフにデザインされた現代的な建築。

 

 
ステンドグラスもとても美しく輝いています。
灯火を持った乙女たちのタペストリーも素敵です。 
また橋を渡って島に来ました。島随一のスーパーに行き食料を買いました。豊富な品揃えです。
その後、車で島巡りです。ここは、世界最北にあるトロモス大学のキャンパスです。クラウスさんはここでも教えていたそうです。
大学から地下道を通り抜けて、トロモス空港に行こうとしたら、トンネルの幾つかあるルートを間違えて、一度、トロモスの本土の方へ出てしまい慌てて別のトンネルをくぐって、やっと空港に来れました。オスロからの便が多い空港です。
最後にクラウスさんが昔住んでいたあたりを懐かしそうに走って教えてくれました。夕方の6時半頃です。キャンプ地に戻る事にしました。トロモスの色々な場所を見せて頂けました。
 
 
夕食後、キャンプ地を散歩しました。真っ赤な夕焼けがフィヨルドの海に反射して、とても美しかったです。
山の頂には、雪が白く残っています。キャンプ地の所々に留まっている車はキャンピングカーです。
夜中、夫に起こされて外へ出てみると、今までで一番素晴らしいオーロラが出ていました。
夕方はパラパラと雨で、オーナーの奥さんが、今夜はオーロラは駄目だね、と気の毒そうに言いながら帰っていきましたが、とても見事なオーロラが見られて、本当にうれしかったです。
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本日の走行距離:観光(通算2643Km)  写真:K.P.Nickel Ken & Mie