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2001年アメリカ・ドイツ旅行の記録


2001年10月21日:ドイツ最後の日、フランクフルト

いよいよ明日の朝は早くにフランクフルト空港からワシントンへ帰ります,ということで今日はドイツ最後の日です.朝食はホテルでゆっくりと食べました.外へ出てみると目の前の高層ビルの頂上は霧に霞んでいます.


Uバーンに乗ってオペラハウスにきました.とても威厳のある建物です,こんなオペラハウスの中で実際にオベラを見てみたいなと思います.


ガイドブックを頼りに二人で観光です、ハウフトヴァッヘ広場にきました.昔刑務所だったという建物がレストランになっていました.


次にやってきたのは,フランクフルト証券取引所です.休日で見学が出来なかったのが残念ですが表の広場には相場の上下を表す牛と熊の像がたっているのがおもしろい.


元気の良い牛は相場の高騰を,大人しい熊は相場の下落を表しているそうです.
 

次は私がフランクフルトで是非、訪れたかったゲーテハウスにやってきました.市の参事をしていた法律家の父と,市長の娘だった母の間に1749年にこの家で生まれました.そして26歳でワイマールに赴くまでここで育ち「若きウェルテルの悩み」などを書いたという部屋も見ることが出来ました.
戦争で家は完璧に崩壊しましたが、家具が疎開してあったので当時のままの様子を見ることが出来ます.台所や暖炉などとても興味深く見ました.旅行に出る前に駆け足で読んだ「ファウスト」ですがゲーテの触ったであろう家具などを見てもう一度じっくりと読んでみたいと思いました.ツタのからんだ破風の大きな家がゲーテハウス,その隣はゲーテ博物館です.


またレーマー広場からマイン川に出てきました.たくさんの人が散歩をしています.橋の上や川の側の遊歩道からの眺めはとてもきれいです.


紅葉した木々の間から古い教会の尖塔を眺めると,ああ,これがヨーロッパか、と初めて訪れたヨーロッパもっともっと色々な所へ行きたくなりました.


明朝の出発も早いので、ホテルの側のお店で夕食を食べ、早く休むことにしました.いよいよドイツとお別れです.

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