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2001年アメリカ・ドイツ旅行の記録

2001年10月16日:ドイツの首都・ベルリンを訪ねてその1


今日は三日間過ごしたこのホテルともお別れです.朝食に行くと今朝は約束より早くクラウスさんがホテルまで迎えに来て下さるとの伝言が入っていました.パソコンに日本語表示が出来るようになったので使ってみてほしい,といううれしいお誘いです.
ホテルを出ると軍隊の服装をした人たちがたくさん行軍をしているのに会いました.ドイツは皆兵制度で一度は入隊する義務があるそうです.


もうクラウスさんの家には行けないと思っていたのにうれしいお誘いです.郵便配達の車がやってきました.何だかますますうれしくなりました.クラウスさんが列車で家に帰る佳英子さんを駅まで送っていく間,留守番を頼まれてしまいました.二人でクラウスさんのパソコンで日本語ニュースを読んだり海岸を散歩したりして楽しみました.


いよいよ今日からクラウスさんと3人でベルリン行きです.通訳の佳英子さん抜きですから英語とドイツ語の世界になります.夫は昔大学で学んだドイツ語を久しぶりに思い出して時々試しています.
昼過ぎクラウスさんの家を出発しました.アウトバーンを走って行きます.青の標識はアウトバーンの印です.まもなく元東ドイツ領に入りました.コルホーズの名残で広い農場が続きます.


しかし家並みは何となく今まで見てきた感じと違います.クラウスさんに聞いてみました.やはりまだ旧東西の経済格差があるとのことでした.


アウトバーンの休憩所で休みました.二人は地図を広げて作戦会議です.アウトバーンは土日はトラックは通行禁止,その代わりウイークディは大きなトラックがたくさん走っています.みんな200キロ位で飛ばすのかと思ったらそうでもなくて,クラウスさんも120キロ位が一番走りやすいといって運転をしています.


私は休憩所で面白いものを発見しました.大きな鉄の頑丈なもので上に穴が空いています.左から茶色のビン用,緑のビン用,透明用となっているガラスビン用のリサイクル容器です.これは町のあちこち,公園などで見掛けます.


またアウトバーンを走ります.やがて夕焼けになってきました.暗くなる頃,今夜から3日間お世話になるホテルに着きました.ベルリン郊外のキャンプ場のホテルです.

雁の棹吾導きぬ北の首都


もう真っ暗です,今夜の夕食は?と思いましたら,ベルリンのテレビ塔の上で食べるということでびっくりしました.最寄りの駅まで車で行き,そこからSバーンに乗って駅を出たらすぐ目の前がテレビ塔でした.


テレビ塔は高さ,365mです. 203mの回転展望レストランでベルリンの夜景を見ながら食事をしました.広いベルリンの夜景,しかし,思った以上に光りはまばらです.きっと緑が多いのかと思います.明日のベルリン観光がとても楽しみです.


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