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2001年10月12日:二人でHamburgの散歩その2
ハンブルグの中心街を歩いているとビルの向こうあちこちに教会の尖塔が見えます.尖塔を目印に教会を見て歩きました.そんな中で黒く汚れたような尖塔が見えました.気になって側へ行ってみました.
第二次世界大戦で廃虚となった聖・ニコライ教会でした.
足場が組まれ,崩れ落ちた残骸の中から形の残っている物が集められています.復元途中のようです.
崩れた壁に記念板が貼ってあります.「二度とこのようなことがあってはなりません」と書かれていて日本の広島ドームのような役割を果たしていると思いました.
そんな真っ黒の痛ましい聖・ニコライ教会の瓦礫の間からまた別の教会の尖塔が見えます.時折あちこちから教会の鐘の音が聞こえますがどうかいつまでも平和の鐘であって欲しいと思いました.
良く歩いて本当に疲れてしまいました.運河に浮いているテラスで休憩です.まずは冷たいコーヒー,そして隣の人の食べていたデザートを注文,甘くて疲れが取れました.
しかし,結局はまたビールが飲みたくなって,,,,午後のゆったりとした時間が流れるテラスです.
美しい水の都を実感させてくれるアルスター運河添いのテラスです.白鳥やカモが側にきます.
市庁舎前が何だか賑やかです.早速行ってみることにしました.VIPの訪問があるとその国の国旗が揚げられるという市庁舎の中央にメキシコの国旗が揚がっています.
パトカーも白?バイもスタンバイしています.もうすぐ出てくるよとたくさんの人が待っています.こちらの警察は緑と白です.しかしとても気さくで周りの人と話したり果ては記念写真に応じる白バイの警官もいます.
やがて喚声の中メキシコ大統領夫妻が現れました.周りから拍手と「メヒコ,メヒコ」という声があがる中,何台もの車に乗って白バイに守られて走り去りました.また何事も無かったかのように人々は市庁舎前でくつろいでいました.
私たちはその後,モールやデパートを見て歩き夕食を食べて電車でホテルのある町へ帰ってきました.何のトラブルもなく楽しい一日が過ごせ良かったなと思いました.