English


1998年12月11日-12日、息子たちの始めての帰省です。by Mie


今年の2月15日に結婚をした息子夫婦が始めて大分へ帰ってきました。二人のとても元気そうで楽しそうな様子をみて私たちもうれしくなりました。畑で二人の記念の木に名札をつけました。「岳人、恭代のレモンの木」と書きました。主人も退職記念にカボスの木を植えました。同じようにかわいいチューリップの立て札にサインをして立てました。
暖かい12月、真っ青な空が広がっている富士見が丘を散歩しました。高崎山も由布岳もくっきりと見えます。
散歩の後は、岳人が子供の頃に大変可愛がって頂いた友人の家へ行きました。本当に久しぶりに会ったので、大きくなったねと言われた言葉に思わず皆で大笑い、楽しい時間を過ごしました。

夕方からは二人の勤めている会社の湯布院保養所に私たちを泊りに連れていってくれました。息子達がこんな親孝行をしてくれるようになったのかと思うと本当に感無量です。温泉にゆっくりと入ってそしてごちそうを頂きました。翌朝、散歩に出ました。目の下に大分川が湯布院町から大分の方へ流れている様子がよく分かりました。
息子達の湯布院での大きな楽しみは大好きなテニスをすることでした。保養所の美しいコートを家族で借り切ってテニスを楽しみました。私たちは本当に久しぶりのテニス、準備運動をしっかりしてこわごわのテニスでした。息子たちは、時間さえあればテニスをしているというだけあって、とてもフォームもきれいで楽しそうでした。恭代さんは、実業団のテニスでも会社の代表としてこの秋には2位になったという腕前で、みていても気持ちがいいです。4人でゲームをして、私たちもテニスの楽しさをまた味わうことが出来ました。

テニスの後、温泉で体をほぐして、そしてゆふいん麦酒館へ行きました。たくさんのお客様で満員でしたが、丁度、山水館の常務さん、企画部長さんにお会いして席を見つけて頂きました。4種類あるというゆふいん地ビールを注文しておいしいお料理と共に味わいました。地ビールはとってもおいしかったと息子達も大満足でした。
午後の湯布院をのんびり散策です。由布岳を見上げたり、川を覗いては魚の跳ねるのを見たり、カモの親子の水遊びを眺めたり、のんびりゆったりと時間が流れていきます。
私の大好きなお店、「ことこと屋」にやってきました。二人もすっかりお店の雰囲気が気に入った様です。天井の太い梁、静かに流れるグレゴリア聖歌、コーヒーのほろ苦さ、そして何よりおいしかったのが美砂子さんがどうぞって出して下さった手作りのりんごのワイン煮、思わず長居をしてしまいました。
次にやってきたのは、「玉の湯」です。入り口の手水から湯気の上がるのにびっくり。温泉と分かって大喜びです。「由布院市」では、会社の皆さんにとおみやげを買いました。
川沿いの道を歩いて、「亀の井別荘」にやってきました。岳人が小さい頃にもよく来た「湯の岳庵」が改修のため、取り壊されていて残念でした。由布岳に目をやると、丁度西に沈む太陽の残照を浴びてピンク色に美しく輝いていました。ここでもまたおみやげを買って、楽しい時間を過ごしました。

いよいよ、湯布院3日目、保養所に別れを告げる日になりました。若い二人は朝早くからまたテニスを楽しみましたが、私たちは温泉でのんびりしました。湯布院からやまなみハイウエイを走って、久住山の登山口の牧の戸をブラブラ、そして少し早かったのですが、昼食は久住地ビール村で、食べました。

楽しかった4日間があっという間に終わりました。もう東京に帰る時間になりました。忙しい生活の中で、二人揃って休暇をとって帰ってきてくれて、本当にうれしいことでした。搭乗手続きを終えて、またまたお土産を。やっぱりオフイスでのオフタイムには甘いお菓子がたくさん必要なんですね。どうか体に気をつけて、また元気な姿を見せに帰ってきて下さい。

Mie Home