2019年10月4~7日:中村扶実さん、コンサート その2
10月6日、
いよいよ「紅茶とオリーブオイル」のお店の開店祝いのコンサート第一回目を迎えることになりました。

お手伝いに来てみると、ショップの前に背の高いスピーカーが二本立ち、音調整の機械が置いてあります。昨夕も、今朝もリハーサルをされて音調整をされたようです。
イタリア旅行で求めたレモンの図柄の大きな布巾をこのショップにとプレゼントしていたらキチンの流しの横の壁に貼ってくださった。また、幸せの木と言われる「ドラセナソングオブインディア」という鉢植えをグリーンとして置かれるのに、私もカンパさせていただいた。意外とレモンの絵と合って収まりました。この度、オリーブの木など色々な鉢植えを開店のお祝いに頂きました。いつまでもお店と共に育ってほしいなと思います。
 バックヤードのキッチンに、コンサートの幕間に差し上げる紅茶の準備をしました。カップを並べて、紅茶ポットを用意、開演の15分前には紅茶を立てる。すぐに時間が過ぎていきます。けいさんと、佳子ちゃんと呼吸を合わせて、よろしくお願いします。
隣の部屋には、来られたお客様への開店祝いの記念品をお渡しします。その準備も出来ました。
紙袋に、パディントンティールームからは「パディントン特製ティーバッグ貴婦人のアフタヌーンティ1袋」 ラゴッチャからは「オリーブオイルのオルシーニ1本」が入っています。
スピーカーのJBLハーツフィールドの前には、本体を守るためにかわいいグリーンの鉢植えを並べました。
もう一基の前には、可愛いお花の鉢植えを置きました。椅子を動かす時にも、ちょっと気配りが出来そうです。
次々とお客様が入ってこられて、席に着かれました。いよいよショップ開店記念の中村扶実さんコンサート、第一回目の始まりの時間になりました。緊張します。店主の久美子さんの挨拶です。
この度、ここでお友達と二人でお店を開くことになりました。私は紅茶とコンフィチュールのお店、もう一人はイタリア国家資格のオリーブオイルソムリエの資格を取得した宮下さんのオリーブオイルのお店を一緒に開こうということになりました。今日はオーディオを操作するので、その傍にいます、宮下さんです。と紹介、ついでにカメラの永野と紹介されてびっくり!
今日、ここで歌って下さる中村扶実さんをご紹介します。赤い素敵な刺繍がしてあるドレスを着て扶実さんの登場です。「この5月に私の大事なお友達久美子さんの所へ遊びに来た時、ここを見て、何か出来るんじゃない?とお話をしたら、こんな素敵なことになって、お祝いをしなくてはと、駆けつけた次第です。3年前に大分に来て、今はソムリエになられた宮下さんのカフェリアンと、由布院のアルテジオでコンサートをさせて戴きました。聞いてくださった方も来られていると聞いています。どうぞよろしくお願いします。」
フランスの国民的シャンソン歌手のバルバラを歌わせたら日本一と言われている中村扶実さんです。出されたCDもここに置いています。それでは早速、歌って頂きましょうね。マイクを渡します。
「今回の前半はフランスの偉大なシャンソン歌手バルバラの歌を歌わせていただきます。」と皆さまをバルバラの世界へと導いてくださる。
♪わが麗しき恋物語♪リラの季節♪秋になります♪などなど
それでは最初のバルバラの歌です。バルバラが亡くなった時、葬儀はいらないと、しかし、安置された墓所に集まった多くの人たちが、誰からともなく、歌いだし、大合唱になったそれほどにパリの多くの人が知っている歌、「麗しき恋の物語」

美しい声が響きます。皆さんはウットリと聞かれています。もちろん私もです。
1曲だけ聞いて私は、幕間の紅茶タイムの準備など気がかりな用事などしていました。

休憩に入り、紅茶をカップに注ぎ、宮下さんと、受付もしてくれた佳子さんと3人でお客様に紅茶を飲んでいただく。お変わりの方には、久美子さんが淹れてます。
第二部が始まりました。その前に、久美子さんが、中村周平さんを紹介しました。音響などのために来てくださいました。中村扶実さんのご長男です。やっぱり声がとても素敵なんですよ、歌は如何ですか」 すると慌てて周平さんが「イエイエ、僕は歌はホントだめなんです。」と言われて会場が和みました。 
 第二部が始まります。扶実さんが久美子さんとのそもそもを改めて紹介し、「The Rose」を歌って欲しいと言われて、久しぶりですが、声が出るかしら?と、マイク手にした久美子さん、とっても素敵な歌、心がこもっていてとても良かったと思いました。
今日の記念品にと扶実さんのCDを配り、説明がありました。これは千葉美月さんの訳詞によるバルバラの2枚目のCDです。長年バルバラのバックミュージシャンだったローラン・ロマネッリ氏と扶実さんがレコーディングする機会に恵まれて出来たCDです。 

赤い模様のドレスに真っ白の長いスカーフを巻いての扶実さんの第二部は、映画音楽です。♪愛の賛歌♪アメージンググレイスなど、
 CDにサインをして頂かれる方、またお友達同士お話に華が咲く人たち、和やかな交わりの時を経て、皆さまをお送りしました。その後は、私たちは片づけたり、椅子に座ってリラックスしたり、扶実さんたちはオリーブオイルやバルサミコのお味見をされて見ている私たちも楽しかったです。
 夕方になるころ、わたしはお暇しました。久美子さんが見送ってくださって、Paddington Roomの入り口で写真を写しました。お店の前のオリーブの鉢植えがとっても素敵でしょう?オリーブオイルソムリエの宮下さんのお友達からのプレゼントです。
私も今回の記念に久美子さんに写していただきました。庇にはパディントンティールームとラ ゴッチャの看板が上がってます。
 
 淡い夕焼けの中を家に急ぎました。
これ富士山みたい!と思って、早く写真に写したかった。止まる所も無く、とうとう家の近くまで帰ってきてやっと車を停めて写真が写せました。
我が家のある場所は大分川からすると高台になります。川の傍には稲田が広がっています。黄色く実りの秋になってきました。 
この景色のままに、走って行くと、由布岳のある由布院に着きます。とってものどかな田園地帯。いつも由布岳に見守られていると思っています。きっと明日のコンサートもうまくいくでしょう。
今日はお疲れさまでした。 
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