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 2011年9月4日:目的地のLapLand Tromsö に着きました。
さあ、いよいよLapLand Tromsöを目指して出発です。7時40分、車の感知によると、外気温は9.5度です。 今日も一日、クラウスさんの運転です。ありがとうございます。
北上するにつれて、何となく荒涼とした景色になってきました。 
木はますます細く暗く小さくなっていきます。小さい木はファーロリー、少し大きい木はパイン(松)だそうです。
9時20分、大きなショッピングモールに着きました。食料の買出しです。でも私は北欧の食器や台所用品が気になって仕方ありません。面白いものを見つけました。Tafalの製品です。これは友の会が薦めている鍋帽子北欧版だと思いました。
今はユーロ圏の流通が活発なせいでしょうか?南国の果物から野菜がカラフルで見事です。
少し小さいですが、りんごもナシもトマトもパプリカも色鮮やかな品物が見事に並んでいます。いろいろと買いたくなってしまって困るほどです。
立派な家が一軒、建っています。広い敷地、緑が一杯、しかしお隣は?ウーーンと遠く離れています。寂しくないのでしょうか?余計な心配をしてしまいます。
後少しでノルウエィという所にKIRUNA市があります。世界一市域が広いのだとか。たくさんの家があります。こんな風景を見ると、何だかホッとするほどに、今までは集落らしいものがありませんでした。
 Kirunaは鉱山で有名です。掘り出した鉱石はノルウェーの海へ専用鉄道で運びます。長い長い無蓋列車が走ります。
線路の向こうは荒涼とした荒地が川まで続いています。川と思ったら、ラップランド湖でした。
集落の入り口に寄り道してみました。ここはバス停です。そして、側に並んでいるのは郵便ポストです。ここで降りて自宅に帰る人が郵便物をここから持ち帰ります。
走っても走ってもラップランド湖沿いの寂しい道です。はるか向こうには、雪を残した山が続いています。
ノルウェー国境から50キロという地点にスエーデン最後のレストランなどがありました。
ユーロに加盟していないノルウエーは物価がとても高いとのこと、ここで、車にもごちそうを一杯上げました。
そして私たちも、バイキングのランチです。一人95スエーデンクローネ(約1300円位)、バイキングの本場でバイキング料理スモーガスボードです!ドリンクもコーヒーも含まれています。
緑のトレイにのせると、ごちそうになりました。大きなロースとビーフにお野菜、白パン、コーヒーなど、おいしく食べました。 
隣のお土産品売り場です。北欧らしい色合いの品々、見始めるとどれも欲しくなります。寒がりの私は、冬の室内履きを買いました。


       
食事を終え、おみやげも買ったし、いよいよノルウェーへ向けて走ります。 
Torne Träsk Lake (Norway Lake)の向こうに見える山には白い雪が見えます。一年中溶けることなくまた雪のシーズンを迎えるのでしょうか?
 Norwayにいよいよ入国です。何かあるのかなと思ったら、素通りでした。左の真ん中の紅白に色分けされたポールは道路が雪で埋まった時の、路肩の注意棒です。Norwayに入国した事は、中央分離帯の色が黄色く塗られているのでわかるそうです。
 Norwayの国境付近の峠に、ラップランド人のテントがありました。中はお土産やさんになっています。
ラップランド人の細工物や、何故か、アメリカンインディアンの工芸品までおいてありました。
雪を残した山がだんだん増えてきたので、カメラは休み閑がありません。
 
Norwayに入ると、岩山が多くなりました。そして気温は13度、イギリスからの海流のおかげで冬でも比較的暖かいNorwayです。緑がまた増えてきました。外気温13度
フィヨルドの海岸線をクネクネと走りようやく目的地のトロモスにやってきました。 今夜のキャンプ地は Tromsöから22キロの所にあるSkittenelv Camping です。
ロッジの確認、支払いをしてほっと安堵です。夜の8時です、気温は14度、それにしても暖かいと、地球温暖化を嘆くクラウスさんです。ペチュニアの花も我家以上に美しく咲いています。
ロッジに荷物を運び込み、3人一緒に夕食の準備です。私は早速にごはんを炊きます。今夜のごちそうは、ごはんにふりかけ、コーンスープ、スライスサーモン、野菜サラダ、オリーブ、紅茶を沸かすお鍋が大きすぎると言いながらもクラウスさんのおいしい紅茶も、ワインもガス入り水もあります。
この夜は、少し蒸し暑く、パラパラと雨が降っています。オーロラは諦めていましたが、それでも、真夜中に外へ出てみると、西の山際から天空一面にエメラルドの砂を撒き散らしたようにオーロラが拡がっていました。本当に感動しましました。
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本日の走行距離:640 km(通算2643Km)  写真:K.P.Nickel Ken & Mie