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2006年3月15-18日:ドイツからのお客様クラウスさんを尋ねて龍野へその2
昨日の雨も上がりました。早起きをした母と私は散歩に出ました。この1月に米寿の祝いをした母は杖を手にはしていますがとても元気です。
8階の部屋の窓から揖保川を挟んで新宮の町と山々、
朝食後、クラウスさんたちのお部屋で母がティーセレモニ―
バスケットに入れて持ってきたお茶道具でお点前です。龍野焼きの孔雀模様茶碗で一服するクラウスさん。お菓子は龍野羊羹です。
静かなお茶の時間のあと、私は佳英子さんと揖保川に出ました。ここには長い吊橋がかかっています。
歩くに連れて揺れますが、この近所の人たちは平気で自転車に乗ったまま通り抜けます。揖保川には鮎釣りの屋形船が繋いでありました。
四国へ旅行するクラウスさんたちを見送った後、私たちは、父のお墓参りをしました。
お昼頃、龍野に戻ってきました。今日はとても暖かで桜のつぼみが今にもほころびそうです。
ここは桜の名所の龍野公園です。我が家から5分ほどの所にある散歩コース。
とても大きな桜の木がたくさん並んでいます。しかしその傍らでは幼木も大事に育てている龍野公園です。
公園内の「さくら茶屋」で揖保の糸の温かい「にうめん」の昼食を食べました。淡い桜色をしたおにぎりが添えてありました。
あまりにもお天気が良いのでこのまま家に帰るのは勿体無いと、南の海を目指してドライヴです。地図に「菜の花畑」と出ているところにきました。
あたり一面の菜の花畑です。黄色に染まりそうな美しさです。
菜の花畑のすぐ先は、子どもの頃から何度も通った海水浴場「新舞子」です。瀬戸内海の穏やかな波が打ち寄せる春ののどかな海。
七曲の海岸線を走って室津の町にきました。昔は瀬戸内航路の海運で栄えた室津です。今は静かな漁港になっています。
梅の名所でもあります。道路端の小さな公園で休憩。紅梅が海をバックに美しく咲いていました。
その先は相生市です。造船で栄えた町、子どもの頃はよく大きな船の進水式を見たものです。牡蠣いかだが浮かんでいました。
春の山陽路のドライブから帰ってきました。青空をバックに母の大好きなピンクのかわいい椿とさんしゅうが満開です。
その後は、母といろいろおしゃべりをしたり、簡単な夕食を食べて神戸のフェリー乗り場に行きました。
夜、11時35分に出発したフェリーは途中四国の今治、松山に寄航し、大分には少し遅れて昼前に着きました。
また寒い小雨の降る日になっていましたが、庭のラッパ水仙やレンギョが美しく咲いていました。

今週はニューヨークからドイツからお客様とうれしい日々を過ごすことが出来ました。遠方から来てくださった方々、どうぞ無事に帰国して下さい。
その1へ mie441