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2006年1月20日:「九州・ラトビア・雪の会」
NO.14旅の終わりの後で・・・あれこれ旅の余韻を楽しむ会
雪の博士として有名な故・中谷宇吉郎氏の甥にあたる中谷健太郎氏からお誘いを受けて、ラトビアの首都リガの国立自然史博物館で開かれる「雪と氷との対話」展に行くことになりました。
昨年のラトビア、サンクトペテルブルグの旅からはや2ヶ月がたちました。旅の終わりには、また会いましょう、と皆さんで約束が出来ていました。団長の中谷健太郎氏より「あれこれ旅の余韻を楽しむ会」のご案内がきて、由布院へ出かけました。
仙台から福島から東京から神戸から福岡からと懐かしい顔、顔、顔、先日、編集を依頼したDVDが出来上がっていて皆で見ます。
全員集合できたようです。まずは団長さんのご挨拶です。元気にまた顔をあわせることができてうれしいですね。
今日はご夫婦で参加の方も多く、またお友達も一緒にとお仲間が増えました。
リガでの「雪と氷の対話展」詩の朗読が流れ、背景には雪の様々な結晶が映し出されます。
旅行中に見たこと、聞いたこと、楽しかったことなどが思い出されました。今、皆さんの協力で、旅行の記念誌や、DVDを作成していますので、途中のものを皆さんに見てもらいました。
さあ、そろそろお食事の時間になりました。「湯の岳庵」に案内されました。
どこかで見たお顔です。ご一緒に旅行したミキさんが豆絞りで厨房に入っておられます。
外はすっかり闇に包まれました。室内は、これからの楽しい時間とおいしいお食事への期待がみなぎっています。
リガで雪の詩の朗読をして下さった高橋睦郎氏の音頭で乾杯です。
おいしいシャンパンです。
神戸のドンクから持ってきて下さったフランスパンのおいしいこと。由布院名産の柚子の中にはカキのグラタンがはいっていました。
雪の博士にちなんだお酒「宇吉郎」が竹のジョッキに注がれています。
そして、各自は竹のお猪口に注いで頂きました。
北海道産のじゃがいもがホクホクとおいしいこと、アルミホイルにくるまれて、談話室の暖炉の中で眠っていたそうです。
ほうれん草のサラダ。さわやかな味です。
さあ、いよいよ今日のメインデッシュの登場です。今夜はこのお料理を食べる為に集まってきたともいえます。北海道で見つけてきてくださった子羊の肉です。
旅行の思い出話をしながらおいしい子羊を賞味。幸せな時間です。
今夜の留めはおそば、シャッキリとした味が心地良いです。
おいしいお料理を堪能した後、記念写真です。ごちそうさまでした。
外へ出ると、雪がうっすらと積もっていました。中谷宇吉郎博士もきっとこの雪と共に、私たちの席に来て下さっていたのだと皆で話しました。
談話室に戻ってきて、古いレコードをかけて頂きました。少しジージーという音が混じる蓄音機の音色は、我が家の古い座敷を思い出しました。
亀の井別荘の女将さんも加わってくださって、今、放映中のテレビドラマ「風のハルカ」の話題で賑わいました。
22日

寒いと思ったら、由布岳も真っ白に雪を被っていました。
ピリッとした空気が気持ちの良い由布院の朝です。
今朝は洋朝食を頂きました。由布院の野菜スープにサラダがとってもおいしい!
紅茶も香りが良くて、たくさん頂きました。
ロビーの囲炉裏では、お茶のお点前をして下さっていました。リガの 「雪と氷の対話展」でのお茶席を思い出しました。
昨夜のうちに帰られた方、もう一日由布院でのんびりされる方、と様々ですが、私たちは午後からの予定もあり、皆さんとお別れしました。また会いたいですね、また会いましょう、本当に素敵な皆さんでした。いろいろありがとうございました。
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