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2004年7月30日:空想の森アルテジオでの演奏会
いよいよ第30回ゆふいん音楽祭の演奏会が始まります。今日の会場は今年から新しく会場となった「空想の森アルテジオ」です。若いスタッフが考えて作り上げた案内板が立ちました。
いつもは、音楽をテーマとした造形が展示されている美術館ですが、今日はそれらを撤去して演奏会場になります。
既に、リハーサルが行われていたホールにスタッフが集合、舞台作りをしています。
竹井成美さん指導の大分中世音楽研究会の「ゆふいん西洋音楽探訪」-『サカラメンタ提要』をめぐる音楽-がいよいよ始まりました。

会場には一杯のお客様が来てくださいました。
美しいグレゴリア聖歌と竹井さんの解説がいつも楽しい演奏会です。
大きな拍手とともに、演奏会が終りました。

早速チェンバロが運び込まれ、夜のステージに向けての準備が始まりました。
私達は暫く休憩です。ゆっくりしたくてことこと屋にやってきました。先ほど演奏を終えられた竹井さんも一緒です。受付待機で私が後半の演奏を聞けなかったことを知って、珍しい15世紀の楽器「ラベック」を取り出して後半のプログラムの再現をして下さる竹井さんです。
夕方6時にまた空想の森アルテジオに戻ってきました。早くからお客様が来てくださって夜8時から小林道夫チェンバロリサイタルが始まりました。
湯布院住民となられ、今年からゆふいん音楽祭・音楽総合アドバイザーになられた小林道夫さんです。毎年、このステージを楽しみになさっているお客様がたくさんたくさんいらっしゃいます。
今年は地元の大分芸術文化短期大学の2年生で結成しているAirクヮルテットが共演しました。
緊張の中、演奏を終えて少し笑顔の出たAirクヮルテットです。左からチェロの金丸さん、第1ヴァイオリンの梅原さん、第2ヴァイオリンの泉さん、そしてビオラの川井さん。
空想の森アルテジオでコンサートが開かれている合間を縫って、湯布院のあちこちでは、観光客の皆さんにゆふいん音楽祭を知って頂くためのコンサートが開かれていました。

由布院駅ではフルートの演奏を行いました。
世界の各地で活躍のヴァイオリニストの大森潤子さんは、アウトリーチ活動を熱心になさっています。今回のゆふいん音楽祭にはボランティアで参加され時間を見つけては、アウトリーチ活動をされました。
写真は、養老院白水園での演奏の様子です。
これは、湯布院金鱗湖側の「泉そば」さんでの辻コンサートの様子です。音楽祭期間中は若いスタッフが町のあちこちでチラシ配りなどで頑張りました。

今日のアルバム
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