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2007年7月26-29日:第33回ゆふいん音楽祭の記録・・・part 3
7月28日(土)

今日も良い天気です。由布岳もくっきりと姿を現し、木々の緑も様々な輝きを見せています。
朝は、私たちの音楽祭期間中の滞在先となっているカナカナ亭の近くを散歩しました。
スタッフの公民館集合は11時、私は喫茶の係でいつも少し早く出かけて、演奏家やスタッフのためにコーヒーを淹れたり、ロビーやトイレが汚れていないか見て回ったり・・・・
会場に入れて頂いて、リハーサルを聞かせて頂いたりして過ごします。
ゆかたで駅コンをするというので、行きました。つばめの赤ちゃんも覗いています。
ゆふいんの森号が到着、降りてこられる皆さんが演奏を楽しまれています。
アートホールでは今日は松本お父さんの尺八演奏「竹田の子守唄」です。
とても喜ばれたお客様が松本さんと電子ピアノの小林さんにサインを!と駆け寄ってこられました。サインをしている小林さんです。
食事担当のチカさんの声で食堂に行って昼食を頂きます。スタッフ手作りの食事はとってもおいしいです。
今回のメニューは26日昼は、鶏のから揚げとおにぎり、27日昼はマーボー丼とわかめスープ、夜はペンネと大根サラダ28日昼はグリーンカレーに豆サラダ。どれも大好評です。
休憩時間のロビーでは様々な出会いと語らいがあります。コーヒーを飲みながら歓談したり、仕事の打ち合わせをしたり、久しぶりの再会を喜ぶ声が聞こえたり・・
いよいよ土曜の午後のプログラムが始まりました。「弦楽器の午後」と題して先ずはモーツアルトのヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第一番ト長調K.423

ヴァイオリンは玉井菜採さん、ヴィオラは川崎和憲さん。
ヴィオラソナタ第一番op.240 D.ミヨーの作品です。ヴィオラは川崎さん、ピアノは野田清隆さん。
A.オネゲルのヴァイオリンとチェロのためのソナチネ
L..ヤナーチェクのおとぎ話 チェロは河野文昭さん。ピアノは野田さん。
最後はE.ドホナーニの弦楽三重奏曲「セレナーデ」op.10
モーツアルト以外は近現代の作品。なかなか他では聞く機会の少ない調べ、ゆふいん音楽祭の土曜の午後はいつもこのようなプログラム、私の楽しみでもあります。
今日も多くの方々が来て下って楽しまれて帰られました。
楽屋から出てこられた河野さんを皆が拍手で迎えます。
土曜日の夜7時30分からのコンサートは「シューベルトの夕べ」です。
会場までのアプローチはかわいい灯りが導きます。
ゆふいん音楽祭初登場のクワルテット25の皆さんによる「弦楽四重奏曲第13番イ短調 D.804「ロザムンデ」ロマンティックなこの作品も若い演奏者のひたむきな演奏でとても心地よく元気に響きました。
続いてメゾソプラノの寺谷千枝子さんの歌曲、ピアノは小林道夫さん。「糸をつむぐグレートヒェン」はシューベルト17歳の作品とか。ゲーテの詩による歌曲。
ああ、もう少し響きの良いホールで聞きたい歌声でした。
チェロの山崎伸子さんが加わられての弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956 
演奏の終わった時には、会場から盛大な拍手が鳴り止みませんでした。
会場からお客様が出てこられ、その後、出てこられた小林道夫さんを中心に、玉井さん、野田さんにも入って頂いて記念に写真を頂きました。
クアルテット25の皆さんと山崎さんもご一緒に記念写真を写させて頂きました。
今夜は音楽祭代表の溝口薫平さんも客席で演奏を楽しまれました。帰りにスタッフTシャツを買って下さいました。
写真文責:Mie
第33回ゆふいん音楽祭準備の様子   back
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