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香港旅行の記録

2000年12月23日:日本語教室の生徒さんたちと広東料理
今朝もLillianがホテルへ来てくれて、朝食に連れて行ってくれました。

今朝の朝食、私が手に持っているもち米をふかしたごはんとスープ。そしてLillianの前のお皿にあるのは米粉を蒸し上げた珍しいもの。エビが巻き込んであっておいしかった。
お店の外で、作っています。大きなボールにどろどろに溶いた米粉をまるで紙を作る容量で、簾に流して蒸す。
それを店の外の台に取り出して、切って巻いていく。手際の良さもおいしさの秘密のように思う。
今日は香港一大きな島・Lantau Islandへ遊びに行きます。

香港島のフェリー乗り場から今日はフェリーで行きます。本当に色々な乗り物に乗れて楽しいです。
気持ちの良い1時間ほどの船旅、それから山の上にある大仏様を見るためにバスに乗って行きました。

山道をガーガーとバスは登りました。
着いた所はポーリン寺、大きな門と線香立てが作ってあります。 長い石段を登ってポーリン寺のシンボル大仏様に行きます。
世界最大のブロンズ製座仏で三層からなる供物台の上にある蓮の台座に座った天壇大仏は高さが26m重さが202トンあり、香港の仏教のシンボルとして、晴れた日には遠くマカオからも拝むことができるとか。大きな蓮座の上の大仏様はとても若々しい姿です。中には舎利が置かれていて見ることが出来ます。
大仏様のまわりには天女像が置かれています。
登ってきた階段の方を見るとたくさんの僧坊が点在しています。ポーリン寺は1905年に3人の僧が瞑想の場として建立した質素な建物だったものが1927年に正式な修道院になったもの。1960年代に多額の寄付金を投じて現在のような香港最大の仏教寺院となったそうです。
台座の中を見学して出てきた所です。後ろは蓮の花びらの1枚です。
ポーリン寺にやってきて周りの人の真似をして大きな線香を供えました。
御堂から見た大仏様です。
私達の仲間が急に増えました。Lillianの開いている日本語クラスの生徒さんが一緒に行きたいと途中から合流してきました。

美容師さんのKennyさんです。一緒に有名な精進料理を食べました。その後は席を変えていろいろ珍しい中国式デザートを食べました。
ランタオ島で最も美しい村といわれている、タイオー(大澳)へ来ました。


狭い運河の水面に突き出した柱の上に漁師の家が並ぶ。住民のほとんどが「蛋」と呼ばれる古代香港への最初の定住者の子孫といわれているそうです。
跳ね橋の上で右からKennyさん、Lillianさん、Mie
香港は周りを海に囲まれていますが、獲れた魚は食べられません。しかし、ここタイオーは水もきれいで獲った魚は天火で干して食べている本当に貴重な漁村です。大きなサメの干物がぶら下がっています。
村の狭い路地を歩きました。ジャラジャラという音に誘われて行くと、マージャンを楽しんでいました。また、少し行くと入り口にはお守りのお札がきれいに貼られています。門口には赤いろうそくが立ててあったり、家の中にも神棚が必ずある、昔からの信仰を素朴に守っているタイオーの町でした。
バス、地下鉄を乗り継いで、九龍の町並みの奥に横たわるライオン山を越えたShatinの町にやってきました。

二階建てバスの二階の一番前に乗って見下ろしています。
Shatinの町の大きなレストランでLillianの日本語クラスの学生さんたちとの会食です。さあ、記念写真です。右からSukiさん、Mayさん、日本語の先生のLillianさん、建一、Kennyさん、Deniseさん、Mie、Mayさん、Emilyさん、Ericさんです。
最初に出てきたお料理が「ハト」私は食べるのは初めてでちょっとびっくりしました。
どの学生さんも、私達の日本語には目を輝かしてメモを取りながら真剣に聞いてくれます。
敬語、文法などいかに普段、うっかり使っているか大いに反省をさせられました。
広東式のお鍋です。魚、肉、野菜、えび、いろいろなものが山盛りになっています。

時々、席を換わっていろいろな人と話すようにLillian先生が配慮しています。
Lillianがクリスマスプレゼントに買ってくれた帽子をかぶって話が弾んでいる夫です。
広東語、日本語、英語で話が弾みます。香港の若い人は3ヶ国語が話せるのが当たり前のようになっています。素晴らしいなと思います。

楽しい時間はあっという間にお開きになりました。

私達はEricさんの車でホテルまで送って頂きました。
今日の若い皆さんがこれからも日本語を勉強し世界を舞台に活躍をするようになることを考えると私たちまでうれしくなります。また会いましょう。

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