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1999年7月27日、第25回ゆふいん音楽祭のために今日から湯布院泊りになりました。 by Mie

ゆふいん音楽祭もいよいよ明日は演奏家が湯布院入りとなりました。スタッフ準備会もいよいよ大詰めです。

今日から私たち夫婦は湯布院に泊まり込みになります。夕方7時半にいつもの打ち合わせの会場の「ことこと屋」にやってきましたら、NHKのカメラが来ていました。実行委員長の加藤昌邦氏がインタビューを受けてたり、ゆふいん音楽祭を永年に渡って導いて下さった、故黒沼俊夫氏の遺影の撮影をしたりと今年は25回目ということで、ドキュメンタリーを作るようです。
全体での打ち合わせ、そして男性と女性に分れての打ち合わせと準備をしました。
女性の方は、音楽祭期間中の出欠確認、各パートの責任者と仕事の再確認をしました。写真は買い物袋に音楽祭のスタンプを押す作業をしている所です。

さあ、明日から音楽祭を楽しみながら働きましょうと別れました。私たちは、例年泊めて頂いている「かなかな亭」に行きました。

1999年7月28日、音楽祭会場の掃除をしました。  by Mie

音楽祭スタッフの男性は、朝の10時半から、ステージの反射板立てをしました。毎年の作業でとても手際良く組み立てていきます。これで素敵な音が会場に響き渡る訳ですね。
そして12時からは女性も集まって、掃除です。演奏用のピアノが到着したので、ステージの上を大急ぎで掃除をしました。
大きな400kg以上もあるグランドピアノを4人の方でステージに運び上げます。見ているとハラハラしますが、さすがプロです。ちゃんと上がりました。
   
すぐにヤマハの調律の方が点検をはじめておられます。なかなかいい調子ですよって言われてました。私たちは今度は座席の掃除です。NHKのカメラが、そんな様子も記録に収めてくれています。
   

演奏会場も、ロビーもお掃除が済みました。お昼ご飯がまだだったので、食事に行きました。先月リニューアルオープンしたばかりの亀の井別荘の「湯の岳庵」に行くことにしました。以前の雰囲気をたくさん残してとても素敵になっています。
エントランスからぱっと赤いほうずきが目に入りました。その向こうは、あゆを焼いたり、お肉を焼いたりするオープンキッチンになっています。おいしそうな豊後牛がたくさん並んでいました。
   

涼しく開け放した席は緑の風が吹き込んでとても気持ちがいいです。天井は、古い木組みが、おもしろいオブジェになっています。
   

お店の方のお勧めで、軽い冷麦と、2人前あるというオムレツにしました。オムレツは、フワフワの卵の中には地鶏ご飯が隠れています。上に飾った芽ネギがフアーと口の中で爽やかな香りを放ちます。まわりの薄味のスープが卵ととてもよく合っておいしかったです。

食事の終わる頃、電話で呼ばれました。友人の吉本さんが、「ことことや」に着いたとのこと。早速、行ってみましたら、音楽祭実行委員長の加藤昌邦さんと楽しくおしゃべり中でした。
吉本さんはこの3月まで、シリコンパレーに住んでいた私たちのインターネットフレンドです。昨年はサンフランシスコを案内してもらった。4月から山口県立大学の助教授です。音楽祭のボランテイアとして湯布院入りです。
いろんな方が吉本さんを歓迎して下さいました。今夜から私たちと一緒に「かなかな亭」に泊まります。
左から「ことことや」の美佐子さん、Mie、吉本さん、亀の井別荘の太郎さんです。
このあと、亀の井別荘の大きな温泉を楽しみました。
「かなかな亭」に落ち着きました。縁先の池の大きなコイも気持ち良く迎えてくれました。
吉本さんのパジェロと我が家のアコードが並んでいます。
夜、7時から演奏家の宿舎の「田名加」に行きました。続々と演奏家、遠方からのボランテイアスタッフも到着なさいます。そして早速、ノートパソコンを取り出して、演奏家のリハーサルのプログラム組みなどをしています。
左は、ピアニストの河野美砂子さん、右は、カザルスホールのステージプロジューサーの蓑口一美さんです。
演奏家の皆さんと一緒に夕食の膳を囲み、スタッフの紹介などもあって、夫は小林道夫さんを宿舎にお送りし、吉本さんと私は、小林美恵さんをホテルにお送りして、かなかな亭に帰ってきました。これから、音楽祭を楽しく過ごしましょうと、3人で乾杯!夫は、音楽祭事務をノートパソコンに打ち込んで、さあ、いよいよ合宿生活の始まりです。

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