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7月30日、音楽祭が始まりました。まずはコーワパークにて、「ゆふいん西洋音楽探訪」   by Mie
私たちの宿舎に借りて下さっている「かなかな亭」です。今日の演奏家の竹井成美さんや、フルートの桐原さんのお弟子さんの宮崎大学の久米君も一緒に過ごします。彼は、ビデオ録画の係です。
我が家のお客様の山口からの吉本さんも半分はボランテイアスタッフとして荷物運びなどを手伝ってもらっています。
爽やかな緑の風の中で朝食です。
今日の演奏会場はゆふいんのコーワパークホテルのロビーです。11時前に準備に行ったら既に中世音楽研究会の練習が始まっていました。写真をクリックすると大きな写真が見えます。
今日のゲストはポジテイブ・オルガンの福田のぞみさんです。今は練習中です。側に立っている須藤さんは、右側に見えるオルガンのふいごを操作して四角柱の管に空気を送りこんでいます。奏者とふいごを扱う人との呼吸がピッタリ合わないといい演奏が出来ないのだとか。不思議な450年前の音色がします。
   

ホテルの協力でメインの出入り口を塞いでもらって無事に音楽会が終了しました。珍しいポジテイブ・オルガンをもっとよく見ようとたくさんの人が取り囲んでいます。演奏を終えて、ファンの方からの花束を持ってカメラに収まって下さった竹井成美さんです。

7月30日の夜は、東急ゴルフクラブハウスで小林道夫さんの「チェンバロリサイタル」です。
夕方、5時前には、ゆふいんの東急ゴルフクラブハウスへたくさんの椅子が運び込まれました。
クラブハウスの2階の談話室を貸して頂いて会場を作ります。舞台を運び込み、チェンバロが置かれました。そして、設営担当の野々下さんと、チェンバロの調律をなさる中村さんの指揮のもと、椅子の配置が決まっていきます。
テキパキと椅子を運び込み、並べていくスタッフの動きは本当に気持ち良く、音楽祭をこうして影で支えるたくさんの人が居ることが素晴らしいなと思います。
夫は小林道夫さんの送迎担当になっています。
設営の終わった会場で早速、練習を開始されています。私は、なかなか本番をゆっくり聞くということが出来ないので、そっと聞かせて頂きました。
今日のゲストはヴィオラの松実健太さんです。バッハのソナタ第3番ト短調の美しい調べが夕暮れの山を背景に流れていきます。
うっとりと聞いていたら、松実さんの譜面台を照らすライトはどうなっていますか?と聞かれて、現実に引き戻されてしまいました。
さあ、1階のロビーではお客様を迎える準備が整いました。仕事を終えたゆふいんの若い方々もたくさん駆けつけてお手伝いです。
7時半の開場の前には長い行列が出来ました。私の友人も何人か電子メールでチケットを申し込んで聞きにきてくれました。
スタッフも交代で演奏を聞きました。私はまたヴィオラとチェンバロのためのソナタを聞くことが出来て本当にうれしかったです。
あっという間に感じられた演奏会でした。たくさんのお客様も満足して帰って行かれました。その後は、みんなで力を合わせて、会場の片付けです。テーブルやソファを元の通りに並べなおし管理人さんにお礼を言って、山を降りました。
しかし、まだ大仕事が残っています。小学校の体育館から借りた椅子を返します。疲れ果てているスタッフも最後の力を出して椅子をトラックから下ろしました。

そしてその後、私は会計の佐藤さんと一緒に、小林先生の宿舎の「雪安居」で行われている今夜の打ち上げパーテイに顔を出し、亀の井別荘の庄屋の囲炉裏部屋を借りて会計の仕事をしてかなかな亭に帰りました。夫は中谷健太郎さんご夫妻とレコードコレクションの話をしながら待ってくれていました。

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