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4月17日、いよいよ馬山へ出発です。  by Mie

web上の寺尾先生の「原子爆弾の被爆の記録」が韓国の馬山にある大学の英語の教科書に載ったことを記念して教科書を作られた先生に会いに行くことになりました。
web管理人の松村さんが我が家まで私たちを迎えて来てくださいました。
湯布院から高速に乗って福岡空港へ、大韓航空のカウンターで荷物を預けて、さあ、いよいよ飛行機へ。私たちは馬山は始めて、松村さんは韓国は始めてとのことで3人ともとても楽しみな旅行です。
福岡を飛び立って40分で釜山の金海(キムハエ)空港に着きました。本当に近い近い隣の国ですね。無事に入国出来て、荷物も受け取って、さあ、早速、銀行でお金の両替です。
レートは約106円で1000ウォンでした。
そしてゲートを出ると、そこに「長野(ちょっと違ってましたが)」と書いた紙を持って迎えて下さっている方がいました。今回、私たちが会いに来た昌信大学の李承熙教授です。
想像していたよりうんとお若いとてもやさしそうな先生でした。
「よく来て下さいました」「教科書完成おめでとうございます。」と共通語は英語です。
昨日まで毎日雨でしたよ。とても運がいいです。とのこと。
空港を出て、前の駐車場に行きました。みんな緑のナンバーです。緑ナンバーがマイカーで、黄色ナンバーがタクシーなんだそうです。
先生の車に乗せていただいて、、
広い広い道路の下の広い道路を西へ走って、、、馬山への途中、韓国のことがわかる様にといろいろな所へ案内をして下さいました。
賑やかな町に入ってきました。唐辛子、ねぎ、いちご、トマトといろいろなものを道に並べて売っています。土曜日の午後です。たくさんの人が買い物をしています。
    

首露(スーロ)王のお墓にやってきました。首露王というのは、駕洛国の始祖で弁韓の故地に国を建て491年間の王業を築き上げた方です。紅殻色の門は王陵の入り口です。門を見上げると庇の文様の色がとても美しく見とれてしまいます。
   

大きな門の向こうに、、まるく土を盛り上げた王陵がありました。この王陵は西暦199年に造られたそうです。また王妃の陵は別の場所にあるそうです。とても美しく守られた静かな史跡でした。裏には公園があってつつじが美しく咲いていました。
   

次に案内して下さったのは、昨年出来たばかりという、博物館でした。この建物の為に特別に焼き上げたという黒いレンガを積み上げたシックな博物館には、古い遺跡からの出土品がたくさん展示されていました。わかる範囲の文字を拾い集めながら見ていくと、本当に韓国と日本の文化の交流が古くからあったということが実によく分かります。

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