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4月17日、馬山に着いた時は夜になっていました。  by Mie
韓国の昔むかしからの歴史を学びながら馬山に着きました。先月に私の弟が馬山港へ仕事で来ていたので、写真を見せてもらったり話は聞いていましたが、想像していたよりうんと大きな賑やかな都会でした。

ホテルに案内をして頂く前に夕食を頂くことにしました。車を駐車場に入れて少し町を歩いて細い路地を入って、こんな看板の前に来ました。
板戸を開けると、まず目に飛び込んできたのは、たくさんの甕です。これはキムチの甕です。何だか今夜の夕食が楽しみになってきました。
   

奥の大きな家に案内をしてもらって、お部屋に入りました。卓上コンロが運ばれてきて、たちまち、プルコギの準備が整いました。「疲れていませんか?」とずっと車で案内して下さった先生は私たちをねぎらって下さって、ビールを注いで下さいました。ビールはハイトビールというさっぱりとした味のビールでした。テーブルの上で黄色く見えるのがキムチです。鉄板で焼いたお肉にミソやごま油、プルコギソースをつけて、ちしゃで巻いて食べます。本場のキムチは風味があってとてもおいしく、お肉と一緒にたくさん食べました。
食後は少し町を歩きましょうと、人でごった返している町を探検しました。

馬山は第二次大戦でも、朝鮮戦争でも焼けなかった町なので、古い建物や路地が残っているそうです。最近はそれらが急速に失われているので大変残念だ、何とか保存する方法はないか心を痛めていると話されました。そして是非、古いものを見ていって下さいとも言われました。
道路の真中に屋台が並んでいます。黒く見えるのは、太巻き、赤いのは勿論キムチ、そしてお鍋の中は、キムチおでんといいたいようなものがおいしそうにぐつぐつ煮えています。
あんまりきれいに並んでいるので思わず聞いてしまいました。これは祝い菓子だそうです。粟おこしのようなお菓子がきれいに詰められていました。
こちらはお布団やさんです。韓国のお布団は薄手です。そうなんです。寒い韓国では、床暖房(オンドル)が発達しているのでお布団は薄手で大丈夫なんです。寒がりの私には本当に羨ましいお話です。
鮮やかな色の組布団がとても可愛かったです。
もう夜の10時だというのに、若い人で大賑やかな町です。でも、韓国の経済も厳しくて、外食をする人が減って店仕舞いをする古い食堂もあって寂しいと先生のお話です。

駐車場に戻ってきました。ここからホテルはすぐでした。サボイホテルという「むくげの四花」のホテルでした。明日は10時半に迎えにきて下さるという先生、今日は本当にいろいろとありがとうございました。

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