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4月18日、昌信大学のチャペルで寺尾先生のことを報告しました。  by Mie

サボイホテルの8階の窓から見下ろした景色です。左のビルとビルの間から少しだけ海が見えています。右には大きな運動公園があり、立派な野球スタジアムもありました。高い煙突は旅館などのお風呂の煙突のようでした。温泉マークがついていました。
民家は四角い屋上があって、そこには、水タンクとキムチの甕がたくさん置いてありました。
   

朝食前にちょっと外へ散歩に出ました。日曜日の朝なので、町はまだ静かです。ここは何のお店かよくわかりませんが、ホテルの隣のお店です。角の柱の彫刻がおもしろかったので写してみました。右はドレスのお店です。ウエデイングドレスやフォーマルドレスの美しく飾られたお店が繁華街の中にもたくさんありました。英語がちょっと書いてあるとほっとする、それほど、ハングルばかりで何のお店か分からない町並みでいかにも異国に来ているなという気がします。
さあ、いよいよ今回の旅行の目的、教会で寺尾先生の被爆の記録を紹介する時がきました。Lee先生が迎えに来て下さって、キャンパスの中にある教会に行きました。そして牧師室で牧師先生にお会いしました。手前は本日の通訳をして下さるLee先生の奥様のお母さまの Mun Jong Ac さんです。
11時から礼拝が始まりました。キリスト教精神に基づいた教育をしている昌信大学は、中学、高校、短期大学で構成されています。
礼拝の後、牧師先生が私たちを招かれました。

Lee先生が紹介をして下さり、続いて松村さんが寺尾先生のこと、ホームページを作ったこと、教科書に載ってたくさんの方が原爆や戦争、平和について考えてくださることのうれしさをお話しました。
Lee先生のお母さまが通訳をして下さっています。

皆さんが頷きながら熱心に聞いて下さっていることがとてもうれしかったです。

Munさんは、終戦の年、小学校6年、すぐに韓国に引き上げてきたけれど、信仰と日本語は忘れないできたと話されました。

たくさんの拍手を頂いて大役を終えることが出来ました。教会を出る時にも、会衆の皆さんがありがとうと声をかけて下さってうれしかったです。教会をバックに記念写真です。左からLee先生の奥様、松村さん、永野建一、学長、永野美恵子、Munさん、そしてLee先生です。
左の校舎は中学校、右のフェンスは高校のグランドです。
立派な学長室に案内して下さいました。韓国の国旗と大学の旗が並んでいます。もともとは、高校が90年の歴史があり、そこに中学が出来、短期大学は今から9年前に創設されたそうです。中学1000人、高校2000人、大学5000人の大きな学校です。

日本で経済学の学位をとったという鄭先生ご夫妻がご一緒に座って下さいました。

立派な本館の前で記念写真です。
  

昼食は学長先生がお席を用意して下さいました。学長専用車に私たちは乗せて頂いて、少し西へ走りました。馬山のシンボルといわれている美しい姿をした舞鶴山のふもと、海を見下ろす素晴らしいロケーションのレストランです。学長自ら地図の説明をして下さっています。
西洋料理にもキムチがついてきて、いかにも韓国らしいなと思いました。
左から学長、Lee先生、経済学の鄭先生ご夫妻です。会話は、Lee先生とは英語で、学長および10年三鷹に住んでいたと言われる鄭ご夫妻は日本語が流暢です。英語、ハングル、日本語の飛び交う席でした。馬山湾の歴史、また遠藤周作や、大友宗麟の話しも出て楽しい時間でした。

昌信大学はキリストの愛を基本としています。寺尾先生のことも愛が基本にあったから、教科書に載りましたと話して下さいました。

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