2019年12月13−17日:息子たちの帰省その3 由布院散策 12/15
 
15日
気持の良い朝です、朝食を4人そろって食べました。息子は和食、他の3人は洋食をおいしく頂きました
外はまだ寒そうですが、その寒さが気持ちよさそうな二人です。青い空を見上げたり、レストランから外へ出て、散歩したり、由布院を楽しんでいます。 
私も外へ出てみました。そして、この二本の木が気になりました。根元では1本です。丁度そこへ健太郎さんが来られて、ご挨拶をした後、この大木のことをお尋ねしました。これはもう永年この前庭にそびえていた6本の松の木の最後の1本だったのですが、松くい虫に負けて枯れてしまったのだとか。大きな木なので、少しずつ切っていこうと思っているとのこと。このお宿を永年見つめてきた松の大木。とても残念ですね。 
今度は太郎さんがお神酒と塩を持って出て来られた。毎朝の行事ですか?とお尋ねすると、1日と15日の習わしなんですよ。今日は15日ですから、とのこと。何だかこの凛とした朝の空気の中での出来事、気持ちが引き締まるお話が聞けてうれしくなりました。松の木の件も、浄化されていくようでした。 
掃き清められ、打ち水がされている門へと続く前庭、代々の当主の方々が守られてきた習わし、また端正な美を守られているスタッフの皆さんの力でこのお宿がいつまでも愛されるお宿として守られていることがよく分かりました。 
 さざんかの大木が濃いピンクの花を咲かせています。たくさん咲いている時も良いですが、紅葉から山茶花の季節へと移る今の風情もいいな〜〜
お宿の中を散策、こんな面白いお花?が生けてありました。何という名前のお花でしょうか?良く見かけますが、名前が風船のようなものが下がっている、と思いつつ、ネットでどう調べたら良いのかな?と思っていたら、そのまんま「風船のような花」で画像が出てきました。名前は「風船唐綿」というそうです。アフリカ南部原産で寒さに弱いので1年草になっている。
ドライフラワーなどによく使われるそうです。面白いです。 
 またこんな水鉢が置かれていました。鉢の内側がこんな色になっているのでしょうね。夜も廊下の小さなともしびの中できれいに光っていました。
 
 レンガ壁の建物も時々あります。とても風情のあるレンガです。組み方も面白くて、見飽きません。
少し散歩をしましょうと、夫と出てきて、写真を写していたら、マネージャーさんが写してくださった。あっ、こちらも良いですよ、どうぞ、などと、一杯写してくださる。 
 11時前です。まあまあ観光客も出てきて、にぎやかになりつつある時間です。<br>
穏やかな金鱗湖です。
11時に、庄屋サロンへと、健太郎さんと約束をしていたので、ソロソロ向かいます。 
湯の岳庵の傍を通って、庄屋サロンへ行きます。青い空に葉の落ちた木々が面白いです。 
健太郎さんは待って下さっていて、岳人たちからのインドのお土産を渡すことが出来ました。 

岳人たちも、中谷氏とインドのお話が楽しいようです。インドの車事情の話や、ガンジス川の話など、私たちも楽しく聞きました。しかし、人口が多く、国の事情も独特のものがあり、なかなか大変だなと思いながら聞きました
頂いたシャンパンがおいしくうれしかったことお礼を伝えました。そして、安心院のワインの話になりました。明日は安心院へいってみることにしました。

土日のサロンの受付はゆふいん音楽祭でお友達の久保田さんです。今日もお会いできてうれしかったです。お茶を出してくださいました。 
  
最後に記念写真を久保田さんに写してもらいました。
その後、岳人は部屋でゆっくりしたい、とのことで、恭代さんと3人で、鍵屋で買い物をしてから喫茶天井桟敷へ行きました。 戸棚の上に赤いお花と、赤い帽子の小人、白い帽子の小人が置いてあり、グレゴリオ聖歌が流れ、ああ、天井桟敷のクリスマスだと思いました。
今年は何故か、バタバタと忙しく、栗のシーズンにも、モンブランケーキやマロングラッセも食べませんでした。鍵屋にマロンケーキを売っていたので買ってきました。スタッフにお願いしたら、切ってくださるとのこと、岳人も呼びましたが、やっぱり半分寝ているみたい。3人でおいしいコーヒーと共にケーキを頂きました。とてもおいしかったです。やっと秋のケーキを食べて満足でした。 
次は、ブラブラと散歩しながら玉の湯さんに行きました。今年の7月の一時帰省にお世話になりました。インドからお礼の品を持ってきた恭代さんです。女将さんの喜代子さんにお会いすることが出来ました。良かったら、コーヒーを飲んで行ってください。ありがとうございます。 
そこへ溝口薫平氏がおみやげをありがとう、ゆっくりして下さい、と挨拶に来て下さって、恐縮しました。 
冬の林も気持ちが良い喫茶ニコルスです。
由布院市で、お気に入りの茶器が見つかり恭代さんのおみやげに買いました。可愛いい急須と湯飲みのセットでした。 
夫に、恭代さんと二人で写してもらいました。
お父さんもパチリ、私と恭代さんの影が長く伸びて面白いシルエットになっています。
その後、川沿いの道を亀の井別荘に戻ります。この写真を見て、「男の一人旅」みたいに背中に哀愁があるよ、と言いました。なかなか良い写真です。
 
 昨夜は岳人もワインを飲み過ぎた、と、今夜はゆふいん麦酒です。左はスタウト濃い味です、私はバイツエン良い香りのするビールです。右は夫のノンアルコールビールです。
和食のごちそうはおいしかったです、左上は「椎茸 柚子香揚げ」は本当においしかったです。なかなかこうは揚げられないです。右は車海老茄子和え、左下は季節の造りこりこりとしたお魚がおいしい、右は「平鱸 みそ焼き」こもまたおいしかったです。
続いては今日のメイン料理の「黒毛和牛すきやき」です。材料がきれいに大皿に盛られてきました。さあ、誰がお鍋奉行になるか、で揉めましたが、結局は半分はスタッフにして頂く。卵を器に割っておき、お肉?をつけて食べる。懐かしいすきやきを堪能しました。おいしいすき焼きを食べるとき、性格が出るなどと話しながら、おいしく食べました。ごちそうさまです。
デザートは、暖炉の前で頂きました。メロンと柿、暖炉の炎を体に受けながら、ほっこりとした気持ちで頂きました。今日も一日、多くの人に会い、お話をして良い一日でした。おやすみなさい
前へ 続く