2019年12月13−17日:息子たちの帰省その2 由布院へ12/14
14日、

私たちはいつも通りで、朝食は済ませました。夫は二人がいるのがとてもうれしい様子、昨夜は家に着いたのが遅くてデザートも食べる時間が無かった、お友達に頂いたケーキをどうですか?と恭代さん、お父さんにも珈琲を入れてきて、コーヒータイムになりました。
岳人はいつものように、ジョギングに出かけ、いつものように道に迷い、聞いてみたら、ゴルフ場に来ている、足は草で切れていたいし、どこから出ようかと、言ってます。ゴルフ場にこちらから入れる訳無いのに、どう迷い込んだのでしょう。とにかく、正門へ回って帰ってらっしゃい。 
 恭代さんは帰省したらすることの最初が洗濯です。インドー東京ー大分へと、たくさんの洗濯物です。そこへまたジョギングしてきて汗をかいた衣類が加わります。
このお天気が洗濯の味方になってくれると良いのですが、、
 
洗濯の次は、庭のカボスが気になります。パチンパチンと鋏で枝切り、すると葉に隠れていた実がたくさん見えました。今度は実の収穫です。たくさんあって大喜びです。
今日は、由布院へ行く予定になっています。インドからお宿の予約をしてくれていて、今夜からお泊りです。恭代さんの運転で出かけます。私たちは、後部座席へ、こんな風に座って乗るのは初めてです。助手席では岳人がスマホナビでいろいろ情報を伝えています。 
紅葉が終わって、枯葉色が光の具合では赤だったり、黄金色だったりします。由布岳が見えてきました。 
やはり夕方の由布院は寒かったです。亀の井別荘に入って、温かなロビーで、温かなお茶を頂き、ホッとしました。ゆず練りをお供に、おいしく頂きます。 
そこへ太郎君が出てきてくださる、太郎君ではもういけないですね。わか社長さん?でもやっぱり私たちには太郎さんです。何だかすっかり貫禄がついて、頼もしい限りです。 
どうぞゆっくりして行ってくださいね、同じところでお泊りをと思いましたが、生憎と別棟になりましたけれど、お食事は一緒にしていただけるので楽しんで下さい。とのこと。お世話になります。 
私たちは当初の予定通りの蛍火園の2階のお部屋、確か、以前にはこの真下のお部屋に泊りました。しかし、すっかりリニューアルされて素敵になっています。 
早速お部屋の温泉に入ります。源泉かけ流し、暑いです。うめるのは勿体ないと思いますが、しかたありません。のんびりと浸かりました。

そして、和服でお食事に行きます。途中、下の暖炉が見える部屋がありました、素敵な場所です。 
夕食を頂きます。
まずは、お友達から最初のグラスのプレゼントをとのことで、シャンパンを選ばせてもらって4人で半年振りの再会の乾杯をしました。おしゃれなプレゼントをして下さったお友達に感謝です。ありがとうございました。 
美しいシャンパングラスと登る泡、おいしいシャンパン、きっと素敵な時間を過ごせると思います。 
 お料理の献立表は、「師走 御献立」と書いてありました。まずは前菜でしょうか。
お皿には千本と鱚(キズ) ぬた和え、 小鉢には鰆の養老蒸し、
お魚がどちらも元気で、プリプリ、おいしかったです。 
ワインは、前回の由布院では売り切れて無かった安心院ワインの白、イモリ谷 シャルドネです。白のおいしいワインを聞いた時に、安心院と札幌を挙げて下さった玉の湯でした。イモリ谷が無くて、北海道の農業法人(株)NIKI Hillsヴィレッジの白ワイン「HATSUYUKI」をのみました。
今回は、イモリ谷の白があったので、大喜び、本当においしくて、満足でした。これを買いに行こうなどと、話が弾みました。 
素敵で可愛い銅のお鍋が出てきました。何ができるのでしょうか。 
地鶏 小鍋仕立てです。あまり鶏を食べない夫も由布院の鶏はおいしい、これなら大丈夫食べられる、との言葉に、他の3人はそれを聞いて、毎日、由布院の鶏が食べられたらそりゃいいよね、と顔見合わせましたよ。
その後、まだ二品があり、メインのおおいた和牛、炭火焼です。長崎藻塩で食べるのがおいしい。写真はハッと気が付いて写しましたが、一切れはもう食べてしまっていました。 とろけるようなとはこのことか、本当においしい。大分のどんこ椎茸も添えてある。息子たちは、しいたけのおいしさに驚いていました。よく食べる機会の多い私たちにはそこまでの感動が無い、慣れっこになっている恐ろしさ〜〜
ワインは赤に変えてくれていました。さすがおいしいです。 
  やはり安心院のワインで「小公子」といいます。山ブドウの研究家、澤登晴雄氏が様々な山ブドウ品種を交配し日本で作られた品種「小公子」です。
ブドウの房は小さく、実は小粒で、真っ黒な色調のブドウで、糖度、酸度共に高く特徴的な香味があります。こちらもおいしかったです。
献立にはありませんが、ここでお蕎麦はいかがでしょうか?と聞いてくださる。昼メニューでも、すぐに売り切れてなかなか食べる機会が少ないです。もちろん食べたいです。あまりざるそばを食べる習慣の無い私ですが、これは本当においしかったです。またこの量が良いのでしょう。

その後のご飯も量がピッタリ、とてもおいしいご飯でした。息子は、可愛いおひつにご飯をもらって、あっという間にカラにしました。
 デザートは、カボスゼリーと水出しコーヒーでした。ごちそうさまでした。一つ一つは少ないと思うこともありましたが、全体になると本当に適量、おいしく頂きました。

食後は、談話室のレコード鑑賞会に出席しました。ショパンのスケルツォ、プッチーニの蝶々夫人「ある晴れた日に」食後の珈琲を頂きながら聞きました。
 終わったのちも、天井までの本をいろいろ見る。きっと岳人はこんなお部屋が欲しいんだろうなと思います。小さいころから本好きでした。お陰で早くから眼鏡をかける羽目になりました。
 蓄音機の大きなラッパが珍しいですが今も大活躍です。この部屋でゆっくり過ごすのも、ここに泊る楽しみの一つです。夜も更けてきました。また温泉に入って、休みましょう。
前へ 続く