2019年7月16-20日:息子たちの帰省、由布院へ3
7月18日、
玉の湯の外風呂の露天風呂がとても気持ちが良いです。雨のせいでなお暗い夕方の温泉、一人で静かに首まで優しい湯に浸かって見えない星を探しました。 
いつも息子たちは寛いだ浴衣姿、今夜は私たちもそうしようと浴衣で食事処に行きました。今夜はすきやきと牛肉のしゃぶしゃぶです。 
スタッフの方が、浴衣ですね、お写真写しましょうかと、写してくださいました。

息子たちはやっぱり浴衣姿です。4人で写しましょう。
お料理が始まりました。前菜です。
少しですがうなぎのかば焼きです。少しで良いです。油がのってコクがありとてもおいしい、たちまちお腹が一杯になった感じがします。
今夜は私は最初に日田工場でできたサッポロビールを頂きました。その後は赤ワイン、です。 
フランスワインの赤です。ブドウがたくさん実をつけた樹が素敵に描いてある、おいしい赤です。
お鍋はそれぞれに好きなものを食べようということで同時に火もつけてもらって、さっぱりと食べられるしゃぶしゃぶ、また卵汁につけて食べるすき焼き、とそれぞれの触感を味わいました。 
最後にはどちらのお鍋にもお野菜がたっぷりあってたくさん食べました。 
デザートは談話室へ運んで頂きましたが、座るなり本の虫です。 
私たちはデザートに蜜豆をお願いしました。懐かしい味です。 
 アイスがとけますよ、それでもやめられない本の虫です。
7月19日、 
雨は上がっていました。朝食までの時間、ちょっと外へ出てみました。7時過ぎです、既に家族連れで朝の由布院をカメラを持って散歩の方もいました。

由布岳がかろうじて、霧が晴れて姿が見えそうです。
少し待っていたら、また更に霧が晴れました。由布岳のツインピークスが見えて何だかうれしいです。 
しかし、またたちまち霧が降りてきて何も見えなくなりそうです。デジカメでいつものように写したのに、白黒写真のようになりました。これはこれで素敵ですね。
食事の時間になったので、そのまま朝食部屋へ行きました。今朝の私はご飯食です。こちらにも野菜スープが付きます。クレソンのスープか、きゅうりのスープを選びます。今朝はクレソンのスープを選びました。 
今朝も生シイタケ、お餅焼きがついています。炭火のコンロのお守りをさせてもらいました。 
 食後はデザートを頂きにティールームへ行きました。ここは、ゆふいん音楽祭のスタッフをさせてもらっていた時は、よく朝の時間に一人でここに座って、牛乳や紅茶を頂きました。その時の夫は朝の練習をされる小林道夫先生をお迎えに行ったりしていました。今朝は夫と一緒に座りました。そして玉の湯特製のアップルパイを頂きました。薄く薄くカットしたリンゴがきれいに並んでいるとても珍しいおいしいアップルパイです。
目の前のお庭でも無い、雑木林でも無い 何というのか、よく考えられた自然の茂みと言いたい庭が広がっている、そこには最近はあまり見かけないオハグロトンボがたくさん飛んでいます。
今日はもうチェックアウトで家に帰ります。もっとのんびりしたいなと思う、良い時間でした。一度部屋へ戻り、荷物を片付けました。そして、私は友達に会いに外へ出ました。 
由布院はまだあじさいが美しく咲いていたり、また大きな木の根元には、面白いキノコ?サルノコシカケ?なんでしょうか?たくさんたくさんくっついていたりします。 
2016年4月の熊本地震で被害を被った由布院教会へ、その後、大分友の会からお見舞いに来ました。そして、建て替えるとおっしゃっていた教会がきれいに復興したと聞いていたので、寄ってみました。白い教会だったのが、真っ黒の壁の教会になっていました。 
お友達のことこと屋さんの隣の美術館が新しいオーナーさんが来られたと聞いていましたが、どんな美術館なのかしらなかったのが、今回やっと建物を見ることが出来ました。見学はまた別の日にと思います。
いよいよチェックアウトになりました。会長の溝口薫平氏が見送ってくださる、記念にと頂いた「由布院ものがたり」溝口さんの語りをまとめられたご本です、素敵な言葉も書いて頂いて、本当にうれしい、ありがとうございます。そして、特製のジャムを、私たちにも、息子たちにも下さった。
最後にはご一緒に記念写真をと玄関で一緒にカメラに収まってくださる。
この玉の湯の看板が以前と違うように思ってお尋ねしたら、これは安野光雅さんの字ですよ、と、おっしゃってびっくりする。そして、玉の湯の買い物袋や包装紙の絵も安野光雅さんの作とか。絵本では本当に気に入っていた我が家、こんなご縁があったのかとうれしくなりました。 

以前、2009年8月,5年間のベルギー駐在を終えての夏休みにやはり溝口氏と一緒に
写真を写していただいたことを息子たちもよく覚えていました。10年前のことです。
家に帰ってきました。明日は東京へ帰る二人、たくさんの洗濯をしたり、大きなトランクの中味や、置いて帰るもの整理などいろいろ忙しく家の中で働きました。そして様子を見てはおいしい珈琲を淹れてくれる恭代さんです。
私は夕食はやっぱり皆が大好きな餃子をたくさん作りました。 
たくさんたくさん作って大きなフライパンに並べて焼いておいしい焼きたてを食べます。途中で足りなくなってまた作りました。ワインと一緒においしかった~と。良かったです。 
お土産に持ってきてくれたマンゴーを食べようかと見てもらったら、まだちょっと置いた方が良いとなりました。 
20日、
今日は朝から家中の掃除、自分たちが大事にしていたベルギーの記念品のビールグラスのコレクションも、取り出して洗ってきれいに収めなおしたり、飾り棚も拭き上げたり、倉庫の箱の中も整理して今度はインドで読みたい本として段ボールに詰めて宅急便に取りに来てもらった。そうしたら我が家への宅急便を持ってきてくれた、北海道のお友達から珍しい贈り物、開けてみると、サクランボにハスカップ、そして、ラベンダーやハーブのいろいろ。びっくりしましたがうれしいサプライズです。
あっちこっちきれいにしてくれてスッキリしました。 リビングのカウンター周りも整理してあらあらもうはやクリスマスの飾りが出てきました。いろいろありがとう、です。 
遅いお昼ごはんは、冷ソーメンにしました。早速北海道北見のさくらんぼやハスカップを飾りました。我が家産のお野菜は青紫蘇だけですが、それでも何もないより良かったと思いました。
献立としてはおかしいですが、野菜サラダもボールに盛りました。おいしいおいしいと食べて食べて、たちまちカラッポ、まだあるよとまたサラダを作る、またカラッポに、冷ソーメンもサラダも、おいしい冷たい流し水というものが無いインドなので、こんなお料理はとても貴重とのこと。お料理にも苦労するのですね。
夕方にはいよいよお別れです。今回は本当にゆっくりとスケジュールを組んでくれて、楽しく過ごすことが出来ました。また帰ってきてください。大分駅前の空港バス乗り場で別れました。

7月27日、インドに着きました。今、空港から家へ向かう車の中です、とラインで知らせてきました。元気に帰れたようでホッとしました。また元気にお仕事頑張ってください。そして、元気な顔を見せて下さい。
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終わり