J.S.バッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻BWV846-869全曲 |
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楽しみにしていた小林道夫先生のコンサートです。朝から本降りの雨、濡れると少し寒い、しかし、外は蒸し暑い、まだ夏と秋がせめぎあっているのでしょうか。久しぶりにとんこつラーメンを駅ビルで食べてコンサート会場へ向かいました。 | |
大分駅舎を出て、中央町を通り抜けて、竹町通りへと曲がります、そこでアーケードを見上げると、こんな素敵な飾りが下がっていました。何時からここにあったのでしょうか?ちょっと迂闊でした。 | |
商店街の中の柱に大分県立美術館のポスターが貼ってありました。「イサム・ノグチー彫刻から身体・庭へー」とサブタイトルのついた展覧会のお知らせでした。イサム・ノグチの芸術の全体像を約80点の作品によって紹介すると書かれています。以前、ニューヨークへ行った時にどうしても行きたいと夫と二人で地下鉄とバスを乗りついて行った庭園美術館でたくさんの作品を見ることが出来、とてもうれしかったことを覚えています。 | |
竹町商店街を通るのも久しぶりです。両側のお店をキョロキョロしながら歩きました。そして、目の前に今日の目的地が見える、その頭の上に、また可愛い飾りが下がっていました。歯車を組み合わせたモービルのよう。こちらは何となく童話の世界ですね。お洒落な竹町商店街の飾りでした。 | |
大分駅から余り雨に会わずにここまで来れました。「いいちこ文化会館です。入ってすぐに小林先生の今夜のコンサートのポスターが目に入りました。 | |
向かいの建物は大分県立美術館「OpAM」です。ガラス張りが種名できれいです。雨の道路が濡れて光ってます。 | |
さあ、今からコンサート会場の音の泉ホールへ行きます。 | |
今日は朝から県庁の県政ホールでの「大分県生活学校運動研究大会」に出席し、3時からは友の会の九州部会でお世話になったセンチュリーホテルへご挨拶に行ったり何だかとても忙しい一日です。しかし、締めくくりが小林先生のコンサートでとてもうれしいです。 | |
指定席は前から4列目、まだチェンバロの調律中でした。調律なさっているのは、小林先生がプログラムに自筆で丁寧に書かれているエッセイのような素晴らしいバッハの平均律のお話の最後にチェンバロ製作者百瀬正二さま、息子さんの昭彦さんと書いてある、この方が調律されているのでしょうか? | |
今夜のプログラムの表紙と開いた所、です。 真ん中にはバッハが1722年に書いた「平均律クラヴィーア曲集第1巻」自筆譜の表紙です。 |
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小林先生の今日のコンサートのために7月15日にはこの音の泉ホール練習場で「平均律クラヴィーア曲集ってどんな曲?」というタイトルで事前レクチャーをして下さいました。その時にも、この表紙のことが取り上げられていました。 また 9月3日には由布院亀の井別荘の庄屋サロンで竹井成美先生の「竹井成美のバッハのおはなし」という自薦レクチャーもあり、本当に贅沢なコンサートだと思いました。 |
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コンサートは3時間近く、本当に素晴らしいチェンバロの音色が響きました。いつもはお話もされたり、笑顔もあるコンサートをして下さる小林先生ですが、今夜は本当に緊張の中の熱演だったと思います。、バッハが王侯貴族のサロンで教会で弾いた響き、そんな気持ちで私も一生懸命聞かせて頂きました。演奏が終わった時に、手を止めて「フーー」と洩らされた息が聞こえ涙になりそうでした。 | |
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幸いなことに、私たち夫婦はこのどれものレクチャーコンサートに参加出来て、本当に幸せな時を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。 ホワイエで久美子さんと一緒に写真を写してもらいました。 |