2009年8月2日:ゆふいん音楽祭フェアウエルパーティー
第35回ゆふいん音楽祭が終わりました。会場も片付け、カナカナ亭に戻り一休みです。そして着替えて、今度はフェアウエルパーティに参加です。
歩いて会場の湯の岳庵へ行きます。由布岳がうっすらと姿を見せています。
湯の岳庵のスタッフの皆さんが総がかりで、フェアウエルパーティーの準備をして下さっています。美しいお花、おいしい飲み物、厨房からは、とってもおいしそうな匂いが漂ってきます。
お庭にメインステージが作ってあり、夏の宵の風を受けながらのフェアウエルパーティーになりそうです。

観光協会の皆さんが、このたくさんの、地元野菜やお肉のバーベキューの準備をして下さっています。
私は案内係を受けました。少しずつ演奏家やお客様が来られました。お庭ではあちこちで、撮影会になっています。
桐原先生の司会でフェアウエルパーティーが始まりました。音楽祭代表の溝口薫平さんのご挨拶、そして、観光協会の代表・桑野和泉さんのご挨拶、その後、由布市副市長の音頭で、乾杯をしました。

その後、音楽祭実行委員長の加藤氏のご紹介で、
演奏家の皆さんが次々と壇上に上がられてスマートな挨拶をして下さいました。
最後のステージとなり、感無量、また次のテーマを見つけていきたい、と竹井成美さん
4度目の音楽祭、毎年、由布院留学と思って参加、たくさん学びましたと野田清隆さん
由布院の空気に癒され、演奏できることが喜びでしたと、大野かおるさん
ずっと前に参加して二度目、今度は仲間と来れて良かったと蒲生克郷さん
殿下と呼ばれている桐山建志さん、
花崎薫さんと淳生さんご夫妻、薫さんは、初参加でした
公民館のステージは、試されるようで恐ろしかったが歌えて、ホッとしていますと三原剛さん、
オーボエの小林裕さん、お弟子さんの木村奈津実さん、工藤亜紀子さん、緊張しましたとのこと。
地元のホープ・松本富有樹さん、小林先生の教えを受け、ステージで共演出来、とても感謝しています。

皆さん、とても素敵なコメントを下さいました。ゆふいん音楽祭のお手伝いをしてきた者としては、本当にうれしいお言葉ばかりでした。
なお、玉井菜採さん、川崎和憲さんは、次のスケジュールのため、演奏終了後由布院を発たれました。
テーブルには、次々とご馳走が運ばれてきます。これはとってもおいしかった夏野菜のカレーと、ナンです。暑い夏には最高です。飲み物も、ビールにワインと頂きました。遠来の皆さんには、九州の焼酎が人気です。
バーベキューコーナーでは、牛肉、鶏肉、とうもろこし、トマト、ナス、たまねぎなどなどが次々と焼かれています。

演奏家の皆さんや、スタッフの皆さんとお話をしながら、おいしい食べ物も、飲み物も頂く、欲張りで忙しいです。
いよいよ、歴代の音楽監督さんたちのご挨拶です。先ずは、初代の岸部百百雄さんです。
今から35年前の「星空の下のコンサート」のご様子など、話してくださいました。
三代目の河野文昭さんです。二代目の黒沼俊夫さんがお亡くなりになってその後、長く、音楽監督をして下さいました。
最後に現在の音楽監督(音楽祭総合アドヴァイザー)の小林道夫さんのご挨拶でした。
いつもは余り話さないのですが、今日は少し話しますと実行委員長の加藤昌邦さん。ゆふいん音楽祭はいつも、今年は音楽祭する?という所から始めてきました。する、それでは、スタッフを集めよう、と毎回、考えてきた。そして、35回が終わり、終止符を打ちたいと思った。由布院の素晴らしい若者が育ってきている。また彼らが彼らの思いで始めたら良いと思う。
実行委員会でも、ご相談を受けていたことですが、やはり加藤氏の決意は固いようでした。
私は、由布院の若い人たちの気持ちに添いたいと思います。
さあ、音楽祭恒例の、富山県入善町からスタッフとして来て下さっている澤田さんが持ってきてくださる大スイカ、楕円形をしています。入刀は、音楽祭初参加の演奏家がすることになっていると言われてエルディーデの桐山さん、オーボエの木村さん、工藤さんが挑戦しました。
地元スタッフを代表して淵野恵太さんがマイクを持ちました。
加藤昌邦さんが実行委員長をして来て下さった音楽祭が終わるとのこと、僕たちには素敵な仲間がたくさん出来ました。由布院のこれからがどうあるのが良いかよく考えてまた皆さんに声をかけたいです、よろしくお願いします。
大きな拍手が興りました。ゆふいん音楽祭と同じ年を重ねてきた恵太さんの力強い言葉に皆さんが感動しました。私も由布院の若い人たちの思いをこれからも応援したいと思いました。
いつも音楽祭を影から支えてこられた美砂子さん、いろんなことを彼女から学びながら、スタッフをすることが出来た私です。感慨深いものがあります。河野先生と記念写真です。
亀の井別荘の女将さんとも、いろいろおしゃべりが出来ました。
来年から音楽祭はどういう形になるのか、私たちはどういう姿で応援が出来るのか、私たちも、これから考えていきたいと思いました。
和やかな雰囲気の中、フェアウエルパーティは幕を閉じました。
その後、会場を演奏家の宿舎の田名加に移しての二次会。あちこちに話の輪が出来、いつまでも歓談は続きました。

第35回ゆふいん音楽祭が終わりました。皆さん、ありがとうございました。お疲れ様でした。
back next