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2006年6月19日~7月11日:ヨーロッパ旅行 大分からスイスへそしてベルギーへ
29日

おいしいクロワッサンとエスプレッソにフレッシュジュースとうれしい朝食。
息子は出社しました。今日は私がかねてより行きたかったブルージュを恭代さんが案内してくれることになりました。
フランドルの“水の都”ブルージュは、文書の記録にも9世紀ごろから残っているヨーロッパでも有数の古い街。
かつて水運を通じて北海ともつながり、ハンザ同盟の町として毛織物の交易で栄え、その頂点を15世紀に迎えています。
中世以来時の流れを止めてしまったこの街はとても素敵な佇まいです。運河めぐりの船に乗りました。
ブルージュはボビンレースとゴブラン織りが有名でたくさんのお店があり、見て回るのも楽しかったです。
ブルージュから今度はほんの少し内陸のゲントにきました。ここもブルュージュと同じく水運と毛織物で栄えました。運河沿いの建物が美しい。
夕方、仕事の終わった息子と待ち合わせて地元の人に好評のレストランに連れて行ってもらいました。
ゲントの名物料理、ワーテルゾーイを頂く。生クリームたっぷりのスープに良い味が出ていてとてもおいしかった。
デザートはとてもたっぷりとあるとのことで、二人で一つ。
夕方歩いた運河沿いはたくさんの人で賑わっています。夜の11時ごろですがまだ空が明るいです。
ゲントの街の中をあっちこっち、歩きました。日中は日差しが暑いですが、夜の街は涼しくていくらでも歩けました。
30日

Sofitel Gent Belfort ホテルです。息子は会社へ、恭代さんは行事があるので、帰宅、私たちは二人でゲント観光をすることになりました。
ホテルのすぐ前が市庁舎です。教会のような建物で、中へ入ると、結婚式が始まるみたいでした。
15世紀に建設が始まり18世紀に完成したという由緒ある建物です。ステンドグラスもとても美しかったです。
地図を見ながらゲント観光です。まずは鐘楼 Belfortです。13世紀ごろにギルドによって建てられたもので、高さ91メートル。
塔の上からの眺めは絶景でした。大きな鐘、オルゴールなど全てが大きくて、びっくりしました。
街角にベルギー名物ワッフルのお店があったので、早速注文。ちょっと私には甘すぎましたが、カリカリそして中はジューシーでおいしかったです。
ゲントの有名な画家はファン・アイクです。聖バーフ大聖堂 Sint Baafskathedraalに置かれている「神秘の子羊」(1432年)は最大傑作と言われています。ファン・アイク兄弟の像がありました。
観光を終えてブリュッセルへ向かう時間になりました。タクシーでセントラル駅へ、と言われていましたがおもしろそうなので市電に乗りました。
あちこち止まりながらの市電はどこを走っているのだろうと、乗っている人に確かめながら座っていました。
セントラル駅からブリュッセルまでチケットを買い乗車した時は、ホッとしました。
先ずは市庁舎など立派な建物に囲まれたグラン・プラスに行きました。そして、やれやれホッとしてビールで乾杯!ベルギービールはとってもおいしいです。銘柄も色々あって、ビールに合わせたグラスがあってそれも楽しいです。
広場を出るとこのセルクラースの像があります。14世紀、ブリュッセルを守って暗殺されたという英雄です。幸せをもたらすと言われていて旅行者が撫でるので光っています。
その先に有名な小便小僧の銅像がありました。ここで恭代さんと待ち合わせ。たくさん衣装を持っているという小便小僧ですが、暑いのか裸でした。
恭代さんと無事に会うことが出来てホッとしました。
日本料理屋さんに行きました。寿司と焼き鳥のカウンターがあり、全く日本と違和感ないお店。日本人も青い目の人たちもたくさん訪れていました。
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