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2005年11月12日:「九州・ラトビア・雪の会」
No9再びヘルシンキ
雪の博士として有名な故・中谷宇吉郎氏の甥にあたる中谷健太郎氏からお誘いを受けて、ラトビアの首都リガの国立自然史博物館で開かれる「雪と氷との対話」展に行くことになりました。
公式行事を終えて、いよいよリガともお別れです。出発までの時間にホテルの窓から見て気になっていた景色を見に出かけました。
運河沿いに歩いて行くと、ロシア正教会の見事な建物がありました。その前にはまた違った様式の美しいビルが建っていました。古い建物の多くある町でした。
出発の時間です、バスでリガの空港に着きました。
親切にいろいろ世話をしてくれたイエバさんともお別れです。まもなくアメリカへ留学すると言ってました。また会いたいと思う方でした。どうぞ元気で!そして幸せになって下さい、ラトビアもどうかいつまでも素敵な国でありますように。
出国手続きを終えて搭乗までの時間を寛ぐ皆さんです。おみやげに買った笛を吹いてます。きれいな音が出ています。
さあ、いよいよラトビアを発ち、ヘルシンキへ向かいます。
1時間たらずの飛行でフィンランドの首都、ヘルシンキに着きました。
雨に煙っているヘルシンキ空港のターミナルビルです。時間は午後の3時半ごろでしょうか。
空港外のパーキングの案内板の足元にかわいい熊がいました。
迎えに来てくださったガイドの小林さん、ヘルシンキに住んでもう30有余年とか。
フィンランドは日本よりやや狭い国でその首都ヘルシンキは人口は約56万人、日本人は880人ほどが住んでいるそうです。
教育水準がとても高い国です。
ここは、ヘルシンキの繁華街ですが、夕方の4時でもう真っ暗です。
ヘルシンキ港の前にある大きなホテルに着きました。スエーデンなどへ行くヴァイキングライン、シリアラインなどの船が発着します。
ホテルフロントのカウンターに落ち葉がきれいに飾ってありました。
広い部屋に案内されました。ライトが美しい。
部屋に置いてある屑篭です。紙ごみ、びん、缶、プラスチlックと分別するように出来ています。

フィンランドはデザインなどが優れていると思うのでいろいろなものを見るのが楽しいです。
夕食までの時間を夫と二人で散歩に出ました。バスから見て気になっていたて大きな聖ヘルシンキ教会にきました。丁度午後6時の鐘が盛大になっていました。
ホテルの入り口です。道路を隔てて、大きな船の泊まっているのが見えます。
ホテルのロビーにはインターネットのできるパソコンが4台置いてあり、自由に使うことが出来ました。日本語ページも表示されますが、日本語は書けませんでした。いつも発言する掲示板にローマ字で書いてきました。隣でPCに向かっておられるのは、10年数前からのインターネットのお仲間です。今回は偶然に旅行仲間として再会し驚きました。
夕食の時間です。「雪と氷の対話展」お疲れ様でした、と皆で乾杯をしました。
素敵な方が来て下さいました、フィンランドやロンドン、日本でも大活躍のヴァイオリニストの新井淑子さんです。湯布院でも何度か演奏をして下さっています。北九州音楽祭を立ち上げれらたことでも有名です。
日本とヨーロッパの文化の架け橋として精力的に活躍されていて、この度はフランスからご夫婦揃って勲章を頂かれたとか。日本がもっと文化面で世界に貢献出来ると良いと熱く話されました。フィンランド人のご主人は有名なチェリストです。
今夜のお料理はとても美しくそしておいしかったです。特にサーモンとポテトがおいしかったです。
新井さんとのお話がとても楽しく、また湯布院へ来られたら是非、お会いしましょう、と約束してお別れしました。

ヘルシンキはたった一晩でしたがとても印象深い時間が過ごせました。
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