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2005年3月20日:西都原古墳
朝起きてホテルの窓の外を見ると、すぐ前にJR宮崎駅が見えました。とても便利な場所にあるホテルです。
小雨が降っています。大分への帰途、西都原古墳によりました。「宮崎県立西都考古博物館」に入りました。
入り口で説明をしてくれるベストを着ます、係が丁寧に説明をしてくれます。壁の手すりに沿って会場を移動するとセンサーが働いて説明が聞こえてきます。
ここは、入館料も無料、そして、見て触って確かめることの出来る新しい形式の博物館です。数多くの古墳からの出土品の展示と共に、日本の成り立ちを展示で示しています。
大きな壁面を飾る古墳のレリーフ、光や文字や絵の投影で興味深く見せてくれます。
参観者自身でパソコンを操作して、いろいろ検索して調べることが出来るシステムが完備されていました。

出土品の年代をさぐる方法、また考古学の本ですぐに調べられるように図書も数多く置かれていてゆっくり何度も来て見たい博物館です。
外へ出てみました。雨も上がっています。後方の建物が博物館、そして、側の小山は古墳です。
古墳群の周りは水田、ハウス、花畑が広がっています。
やっと芽を吹き始めた大きな木々がどっしりと古墳の側に立っています。雄大な景色、そして古代に思いを馳せることの出来るこの地は、とても素晴らしい所です。
大分ではまだ芽の硬い雪柳も白い花を咲かせています、さすが南国宮崎です。
今日から宮崎フラワーフェスタが開幕しました。この花壇も見事に咲いています。パンジーです。
何の花かしら?と珍しい姿に近寄ってみると、葉牡丹でした。
大好きなポピーの満開はこれからですね。
白木蓮が満開でそよ風に揺らいでいました。
楽しかった西都原古墳群を後にしてすぐ、町並みを飾る花壇は「舟形埴輪」で出来ていました。
一路、大分へ、途中日向市で立ち寄った碁石の加工場兼展示場。那智黒、ハマグリで碁石を作る工程を見ることが出来ました。

大分の我が家に着いたのは夕方5時頃、そして夜のニュースで玄海灘地震発生をしり本当にびっくりしました。被害に会われた皆さん、お見舞いを申し上げます。
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