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2005年3月19日:宮崎「伊東マンショの西洋音楽行脚」コンサートへ
まずはいつものガソリンスタンドで車のガソリンを満タンにしました。
そして国道10号線を一路、南へ下ります。南へのネックとなっていた犬飼のあたりでは、新しい道路が出来て、快適に南下することが出来ます。
宮崎県との県境の宇目町の「唄けんか橋」です。道の駅があり、休憩しました。
丁度お昼も近いので、ここで昼食にします。「ししラーメン」珍しいので食べました。上に載っているお肉がシシ肉、ちょっと独特の匂いがしますが、味噌味でおいしく食べられました。
途中運転を交代しながら、やってきたのは「シーガイヤ」です。南国の空に白いホテル、そして緑のフェニックスがとってもきれいです。
屋外プールはさすがまだ泳ぐ人はいませんでしたが、陽気に誘われて、子どもたちの水遊びでにぎわっていました。
それから暫く走って、目的の宮崎県立芸術劇場に着きました。図書館、美術館、芸術劇場と一同に揃っていて見事な文化の広場です。
芸術劇場の演劇ホールに今夜の目的のコンサートの紹介がありました。

ゆふいん音楽祭でいつも素晴らしい中世音楽のレクチャーコンサートをして下さる竹井先生の企画・構成による演奏会です。
少し時間があるので、併設のレストランで少し重いおやつです。バジルの香りの素晴らしくおいしいスパゲティ。
時間まで散歩。こうもりがさを持った銅像は、宮崎のというより、日本の誇る歌人「若山牧水」像です。
すぐ側の宮崎神宮に行ってみました。クスの大木が新芽を出していてとてもきれいです。
扉には見事な菊のご紋。祭神は神武天皇です。
開場時間は6時半とのこと、6時過ぎに会場に戻ってきました。たくさんの人が中庭の四方をぐるりと取り囲んでいます。大盛況ですね。
「伊東マンショの西洋音楽行脚」と題された今夜のコンサートは、このような音符で書かれた16世紀の音楽、それも、西都市出身の伊東マンショたちが、大分の大友宗麟の名代としてヨーロッパに派遣された時(天正遣欧少年使節)に見聞きしたであろう音楽です。
当時の音楽演奏の第一人者の平尾雅子さんたちがポルトガル、スペイン、イタリアの曲を楽しく演奏して下さった。また当時の宮廷ではこのような服装の人々が集い、優雅な踊りを楽しんでいたそうで、今夜は二人の舞踏家による再現もあった。
演奏会が終って、ロビーに出てこられた竹井先生にご挨拶、そして一緒にパチリ。

ロビーには当時の様子のわかる資料(上記の写真等)が展示してあり、興味深く見せて頂きました。
楽しくて優雅でそして心踊るコンサートをありがとうございました。

今夜の宿は宮崎駅前のホテル。ロビーに入って振り返るとステンドグラスがきれいでした。
「伊東マンショの西洋音楽行脚」
レクチャーコンサート
プログラム

Ⅰ伊東マンショの耳を楽しませた西洋音楽
Ⅱ伊東マンショがイタリア・ピサで体験した舞踏
Ⅲ秀吉の前での御前演奏
企画・構成・レクチャー:竹井成美宮崎大学教授
出演者
 平尾雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 古橋潤一(リコーダー、ドルツイアン、クルムホルン)
 永田平八(リュート他)
 能登伊津子(ダブルハープ)
 上尾直毅(スピネット、ミュゼット、ギター)
 樋口裕子(舞踏)
 上杉清仁(カウンターテナー)
 山際新(舞踏)
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