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2004年4月3日:ジャイプールからアグラへ
ホテルの庭の美しい事、緑が本当にきれい。
ホテルの朝食はバイキング、カレーの料理が一杯並んでいるのは壮観です。
昨日見残した「風の宮殿」へバスは急ぎます。
ピンクシティーと言われるジャイプールの風の宮殿。

窓が一杯開いて風通しが良いので名付けられたとか。たくさんのお妃さんたちが窓から街を見ていたとか。
街にはリンタクがたくさん並んでいます。どの建物もピンク色のピンクシティーです。
赤茶けた大地をバスはアグラへ向けて240kの道をひた走り。
これはレンガを作る場所、煙突が中心にあり、周りはレンガが積み上げられている。
1574年から1588年までムガール帝国の首都として栄えた世界遺産の「ファーテーブルシクリ」を見学します。
一見木彫りに見える見事な彫刻の柱。
文様が美しい壁。
小麦の集散地、人とトラックが大集合で大混雑、しばしバスは身動きならず。
そんな雑踏の中でも牛はゆうゆうと。
ようやくホテルにたどり着き、昼食になる。もう3時が近い時間になってます。
元気を取り戻し、また観光に出発します。今度やってきたのは、世界遺産のアグラ城。第3代皇帝アクバルによって16世紀に造営された赤い砂岩の美しいお城。
ヒマラヤに源を発するジャムナ川を見下ろすお城のテラスからは、タージマハールが見えます。
愛する后が亡くなり、美しい墓所としてタージマハールを作った王は、息子にこのアグラ城に幽閉され毎日、ここからタージマハールを見て過ごしたとか。
さあ、いよいよ今回の旅の目的・タージマハールを見に行きます。
バスを降りて、電気自動車に乗り換えてゲートまで。
ああ、池の向こうに、子供の頃から見たかったタージマハールが光っています。
観光客が本当にたくさん来ています。
白い大理石のタージマハールに入るには、靴を脱がなくてはいけません。私たちは、靴カバーをしました。素足の人もたくさんいます。
先ほどアグラ城から見たジャムナ川を今度はタージマハールから見下ろします。
墓所を巡っているうちに、夕日が塔の向こうに落ち始めました。
夕日の照り返しでピンク色に輝くタージマハール廟。ここに立てた私は本当にうれしかった。
酸性雨による大理石の溶解が激しいそうで、この美しさがいつまでもと願われます。
夕日が空を赤く染めました。
今回の旅行のハイライトを終えてホテルに戻りました。これはインドのお金ルピーです。
上の赤いお札は10ルピー、トイレを使用する時には、このお札が無いと困ります。
戻る 続く