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2003年9月10日:地球の自然と神秘に触れる

今日のドライブの目的地、阿蘇山をバックに、
大カルデラに驚くリリアンとドリス
阿蘇山頂をめがけて、車を走らせます。
とうとうやってきました。
地球の裂け目から立ち上る蒸気とガスにびっくり喚声を上げる。
たくさんたくさん写真とビデオを撮ります。
記念写真を写して、記念に硫黄のおみやげを買います。
シェルターの意味することを知って、ちょっと息を呑む二人。

荒涼とした景色は、日本とは思えない不思議な世界。
地球のコアに一番近い土地でしょうか。
緑の大地が懐かしくなる。
草千里まで下りてきて、公園で寛ぎます。
公園のあちこちに置かれている角柱の石は、噴火による大地の裂け目に出来た石とか。
朝、皆で作ったおにぎりのお弁当をおいしいおいしいと食べました。

直径約1000mの広く浅い二重火口になっている草千里ヶ浜。
後の端正な形の山は烏帽子岳、記念写真です。
草千里が浜を馬に乗って巡ることも出来ます。
湖の向うで草を食んでいた牛を見に行きました。ちょっと指でつついてみては喜んでいる二人。
阿蘇とさよならをして、今度は、、
八丁原地熱発電所にやってきました。
地熱発電所は地球の恵を頂いて発電をする素晴らしい仕組み、説明のビデオも英語版があり、一緒に見ることが出来ました。
説明者の示しているのは、地下から汲み上げた蒸気をまた地下に返す還元井の内側、ほおって置くとこのようなカルシュームがすぐに付着するそうです。
マグマからの蒸気を吹き付けてタービンをまわして発電します。
二基並んでいます。
通常は人のいない計器室ですが、今は、雷警報が出ているので技術者と研修の人が集まっているそうです。
設備は日本一、技術は世界一と説明を受けました。このような発電所がもっともっと増えると良いと思いました。 帰途は、集中豪雨の中、山道を帰りました。家の近くで温泉に入りました。
今日は、火の国阿蘇、地熱発電、温泉と地球のエネルギーの恩恵を満喫する旅となりました。
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