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2002年7月26日:「ゆふいん西洋音楽探訪」とチェンバロリサイタル
とうとう、台風の影響で雨風の激しい一日になりました。

今日は、コーワパーク由布院倶楽部で演奏会です。雨の中、椅子を運びます。雨に塗れているので、スタッフ一同で椅子を拭き、ホテルに運び込みます。
風も激しく吹いているので、音楽祭の看板をしっかりと留めつけます。
長靴、雨合羽姿で頑張るスタッフです。
ホテルは通常のお客様もいらっしゃるので、音楽祭側も静かに準備をすすめます。
今日のスタッフのお弁当は、地元の協賛店作のおいしいオムレツ弁当でした。
ゆふいん音楽祭恒例の楽しいプログラム「ゆふいん西洋音楽探訪」竹井茂美さん指揮による美しい調べが響きます。
第3部はゲストにリュートの高木一郎さんをお迎えしました。450年前、天正遣欧使節が秀吉の前で演奏をしたというリュート、優しい音色が、時空を越えて湯布院に響きました。
演奏会終了後、スタッフは運び込んだステージと椅子を、夜の会場となる湯布高原ゴルフクラブへ運び込みました。
時折、横殴りの雨も降る湯布高原は冷たい霧に覆われています。
ゴルフのお客様のお帰りを待って、椅子やステージ、そしてチェンバロを二階の会場に運び上げました。
1階ロビーには受付や記念のTシャツ、コーヒーカップ、演奏家のCDや本を売るコーナーが出来ました。
お客様第一号で来場して下さったF氏が写して下さった写真です。.
今年は、湯布院在住となられた小林道夫さんの家からチェンバロが運ばれました。金文字のラテン語の書かれた美しいチェンバロです。調律をしている間に外は夕闇に包まれ始めました。台風にも拘わらず、たくさんの方が、並んで演奏開始を待って下さいました。
小林道夫さんの素晴らしいバッハの演奏、松原友さんのカンタータ、高木一郎さんのリュートの調べと静かな演奏が続き、とうとうカメラのシャッターを押すチャンスを逃してしまいました。

演奏終了後はまた、雨の中、注意深く、チェンバロを運び出しました。
スタッフ総出で、ゴルフクラブをまた元の状態に戻し、女性スタッフは、受付の撤収、男性スタッフは椅子を小学校に返却、無事に台風の中、演奏会を終えることが出来ました。
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