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2001年2月3日:チェルシークラブ第2回「庭に風をよぶ講演会」
今日は節分です。日差しも春のようになりました。午後は友人の原さんが主宰しているチェルシークラブの「講演会」を聞きに行きました。
会場は、西大分港のすぐそばの「かんたん倶楽部」です。既にたくさんの方が来られています。
チャリティーバザーが開かれていて、花の苗や肥料、土などが売られています。私もハーブの苗を幾つか求めました。
右は、チェルシークラブ代表の原さんです。左は世話人の大本さんです。どちらも本当に笑顔の素適な方です。原さんとは大神ファームのお仕事を手伝っていた時に知り合って以来の友人です。
お二人の後ろの壁に、昨年7月にあったプレジデント社の「ビズ・ガーデン大賞」の応募原稿が貼ってありました。入賞は逃しましたが、12月号ではチェルシークラブの活動の様子も紹介されました。
13時、講演会が始まります。代表の原さんの挨拶です。1998年3月に発足したチェルシークラブ、今では会員が全県に増えているそうです。

Bises(ビズ)で紹介されたことで、福岡の園芸雑誌「ベルヴュー」編集者の目にとまり連絡があったとか。

今日はその編集長の今村さんも来られて昨年3月に創刊の園芸雑誌「ベルヴュー」の紹介、また花の好きな人たちが大分、福岡と手を結ぶことで何かが出来て行くとうれしいと話されました。
熊本県立農業大学教授の緒方敏郎先生のお話「花と緑と暮らし」が始まりました。

熊本から来る列車の中から見た熊本や大分の川がとても汚れていた、ということから自然がいかに大切かということから話し始められました。
配られた資料を手に参加者一同、熱心に聞きました。
植物の元は土壌、それは本物で作りましょう、循環が大切です、と元気の良いお話ぶりにはぐいぐいと引き込まれていきます。
自然の肥料の素晴らしさを示す写真を持って来られました。同じキンギョソウの根の写真ですが、緒方先生の左の写真はVA菌根菌を施したもの、右は何もしないもの、大分植木の二村社長さんの手にあるのは、左がバイオメンターとVA菌根菌処理をしたもの、右は化学肥料のもの。

自然界のものにはたくさんの栄養素が含まれる、それが根の姿にはっきり表れていることを示しています。
花は語らずして10人の優しい心の友をえる
花と緑は心のビタミン剤
花の好きな女性は花よりきれいです、とメッセージを下さいました。

その後は、緒方先生、今村さん、その他協力者の方々からの寄贈品の抽選会がありました。私は大分県香りの森博物館の入場券を頂きました。
その後は、先生の実習講習です、まずは「水中花」の作り方です。皇后様の前でもなさった技術だそうです。一杯の水で満たしたコップに逆さまに花を生け、ふたをしてひっくり返すと見事な水中花の出来上がりです。
次は、先生からのプレゼントでも大好評だったハンギングフラワーの作り方です。

麻のひもやテープを使って素朴でお洒落なハンギングの出来上がりです。
たくさんの人が熱心に先生の手元を見ています。これは麻のテープのリボン結びを見ている所です。
その後、会場をかんたん倶楽部二階の海の見えるホールに移して茶話会がありました。

初対面の方々が殆どですが、皆さん花好きという共通点ですぐに話が弾んでいました。
チェルシークラブ:英国の「ナショナルガーデンスキーム」のようなことが大分でも出来ないかと始めたクラフで
1998年4月に始めてのオープンガーデンを開催、チェルシークラブ便りも9号を数える。代表・原千砂子 年会費1000円
大分植木(株):代表・二村沢行 大分市大字玉沢電話097-8-541-1047


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