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2000年2月7日、Eメール友達が湯布院へ、     by Mie

「湯布院で開かれる学会に行きます」と電子メールを下さったのは、今から5年ほど前、我が家のホームページを見て電子メールを下さって以来の友人の古瀬さんです。
しかし、お顔は存じません。学会のあるホテル「山水館」のロビーで待ち合わせました。ロビーに入ると、すぐにわかりました。山水館の菊池さんもお話に加わって下さって楽しい時間になりました。

記念写真をとりました。上は古瀬さん(左)と夫です。
右の写真は、中央が菊池さんです。
おみやげに「湘南名産・たたみいわし」を頂きました。名前は知っていましたが、とても珍しくてうれしいおみやげです。
まずは、湯布院のご案内です。

由布岳登山口へやってきました。今日は、何となく春を思わせる空でしたが、由布岳の頂上北側には霧氷の花が咲いているのが見えました。
由布院駅はあのあたり、「山水館」はあそこ、と狭霧台からは湯布院盆地がよく見渡せます。
温泉の流れ込む金鱗湖は、湯気が上がっています。そして魚がたくさん泳いでいるのが見えました。この景色は湯布院紹介によく使われています。
お昼ご飯を食べに亀の井別荘にやってきました。冬枯れの木立やわら屋根のたたずまいがとても素敵です。

「蛍火園」の中は、静かで落ち着いた雰囲気、中央にはかわいい春の花がたくさん香っていました。
春の香りいっぱいのお弁当です。インターネットやパソコンのお話であっという間に午後の会議の始まる時間になってしまい、大急ぎでホテルへ帰りました。「今度は是非、時間をたくさん作って湯布院へいらして下さい」とお別れしました。
その後、私たちは「由布院観光総合事務所」へ遊びに行きました。友達の裕子さんが迎えてくれました。部屋の中は、ケーブルが張り巡らされランが組めたとのことで皆さんの机にそれぞれパソコンがありました。
ここから湯布院の情報を発信してるんですね。

さあ、その後は楽しみの温泉です。今日は「夢想園」にやってきました。ここには大きな露天風呂があります。右は男性専用の露天風呂「御夢想の湯」です。
 

こちらは女性専用の露天風呂「空海の湯」です。広い露天風呂からは、由布岳がとてもきれいに見えます。由布岳を見ながらのんびりと温泉を楽しみました。

湯布院の町を抜けて、川西地区にやってきました。注連縄のはられた長い石段がありました。とにかく登ってみました。石段の上にまた石段、200段ほどを登るとパッと視界が開けて、由布岳の頭が見えました。
頂上には蹴裂権現が祭ってありました。

太古、由布院盆地は四方を山に囲まれ、まんまんと水をたたえた湖でした。それをごらんになった由布岳の山霊の宇奈岐日女が、湖の壁をどこか一箇所、蹴破ったらきっと肥沃な土地が現れて人々が喜ぶであろう、と力持ちの権現に、蹴破らせて今の由布院盆地が誕生したとの言い伝えが書かれていました。
目の下を流れる大分川です。ここが蹴裂権現が蹴破った所と言われています。この大分川沿いにどんどん下っていくと、我が家があります。




今日は早春の湯布院で新しい出会い、そして始めての体験といろいろの出来事のあった一日でした。


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