My inmost thoughts
 ~ユジンへ~⑯

ユジンさん…

僕は誰ですか?


あなたの好きな、あなたの心の奥底に住んでいる
 
チュンサンは僕…

なぜこんな事を言ってしまったのか…

そんな事を言って君が取り戻せると思ったのだろうか…

冷静なミニョンはどこへ行ったんだ…

もう君しか見えない…

ユジンさん…

あなたの彼は僕の事を知ってる

でも…ユジンさんの前でこんな僕を諌めた。

僕はもう感情が抑えられなかった…


そんな僕を見て、君は悲しい顔をしたね…

この世で一番つらかった…

どうしてこんな事を言ってしまったのか…

なぜこんな事ことをしてしまったのか…

ユジンさん、君にわかってほしかったのに…

お願いだから、もう一度会ってください…

そして…話を聞いて…

会いたいんです…


「チュンサンは自分の感情を他人に押し付けるような事はしなかった…
私の事、好きだとも言えなかった…」

君の電話の声は僕に沁みた…

「あなたはチュンサンじゃない…」

悲しい言葉…

ユジンさんにとって僕はチュンサンじゃない…


こんなに君の事を想っている僕にとって

息が止まるほどの悲しさ…

僕がチュンサンであっても、

ユジンさんにとってチュンサンでなければ…

僕はただの道化師…


チュンサン…

君はどんなふうにしてユジンさんを愛しいと思ったの?

どれほど好きだと感じたの?


僕は今、死にたいくらいユジンさんが恋しいのに…

ユジンさんにはわかってもらえない…


君がクリスマスのプレゼントで練習していたカセットテープ…

何度も、何度も…練習していたね…

どう言ったら、ユジンに喜んでもらえるか?

どう話しかけたら、ユジンが微笑んでくれるか?

楽しそうに語りかけながら…失敗しては落ち込んでいる…

君はユジンを愛してたんだよね…

ユジンは君の事大好きだったんだよ…

君の気持ちが切ないくらいに僕の心を締め付ける…


ユジナ…

僕は涙が止まらなくなった…


僕の体の中心は

まさにチュンサンといっしょかもしれない…

ユジナ…

そう言ってみたかった…
 

もう、会っては駄目ですか…




最初へ  続く

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