diary,February

February 4, 1998
日は立春、気分的には春!だなーと思いますが、現実外はまだまだ寒いです。10日後に結婚をする息子から、披露宴で来て下さった方々にクッキーを配りたいので作って欲しいという電話がありました。うれしいような、これは責任重大だと大変なような気分。でも時間がありません、早速試作品作り、そしてどういうラッピングにするか、友達とも相談して買い物に行きました。
町はバレンタインの飾り付けが華やかでいろんなラッピングを見ることが出来ました。ラッピング専門のお店でかわいいリボンやレースペーパーを買うことが出来ました。

February 7, 1998
日はいよいよ。クッキー作り。朝食後、すぐにとりかかりました。材料を計って、バターを練っていきます。黄色かったバターが真っ白になってさらに練ります。ここが一番大事な所です。くるみと、粉を入れてビニール袋に包んで冷蔵庫で寝かせます。
1単位でルシアンクッキーが80個出来ます、それを8単位、主人にも手伝ってもらって夕方になってやっと焼きあがりました。たくさんのクッキーを見ながら二人でお茶にしました。明日は袋詰めをします。

February 8, 1998
日作り上げたルシアンクッキーを今日は袋詰めをしました。 主人と二人での共同作業、大変でしたが、息子達へいいプレゼントが出来たと、お菓子を申し出てくれたことに感謝をしています。
すべてのリボン掛けが終わり、きれいな紙袋に11人分ずつ入れて全部が揃った時は本当にうれしかったです。

February 15, 1998
日は息子の結婚式、東京のホテル・オークラに昨夜から私たちは泊っています。朝、窓の外を見るとなんと雪が降っています。びっくりしましたが、何となく若い二人の出発にふさわしい日のような気がしました。
昼には二人が準備の為にホテルに入りました。午後には親戚が集まってきました。
そして夕方、いよいよです。友達、会社の上司、親戚の皆さんに見守られての人前結婚式、そして披露宴と若い二人が企画した式が、楽しくそして和やかにすすめられました。息子は緊張の中にもうれしさを隠しきれない様子、また相手の恭代さんは、美しく輝いていました。私たちも幸せな気分にしてもらえた素敵な式でした。

February 28, 1998
日は大分カソリック教会で竹井先生の中世合唱研究会のリサイタルがありました。竹井先生は宮崎大学の先生で、ゆふいん音楽祭ではいつも素晴らしい演奏を聞かせて下さいます。第16回目のリサイタルはスペインの音楽家、ヴィクトリア の生誕450年を記念しての曲が選ばれていました。若い学生さんから、年配のご夫婦までたくさんの方々と一緒に竹井先生の分かりやすい解説と素晴らしいハーモニーを楽しみました。