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6月21日、大分友の会員の時間調べの集計をしました。   by Mie

羽仁もと子さん創設の友の会では、1959年から5年毎に時間しらべをしています。今年は第9回目の時間調べになります。私は第3回目から参加しています。時間調べというのは、私達会員が1週間の生活を1枚の大きな紙に克明に記録をしていきます。起きたのは何時、朝食用意は何時から、何分間かかったか。朝食は、家族の誰と一緒に食べたか。片付けは、掃除は、洗濯は、そしてその後は、何をしたか、1分刻みに申し合わせた色分けで記録していきます。

これを27000人の会員が6月上旬に全国で一斉に記入をしました。
この結果を考察し、過去のデーターと照らし合わせることで、私達の暮らしがどのように変化し、どのような問題点があるかかを知ることが出来ます。
今年からその集計をパソコンですることになりました。今日は我が家のパソコンを使って、私達、大分友の会員の提出した時間調べの集計をします。時間調べの責任者の安井さんと、総リーダーの阿南さん、家計のリーダーで、家庭でパソコンをよく使っている的場さんが、我が家に集まって、入力作業をすることになりました。

いつもの友の会の集会と同じように讃美歌を歌ってから始めます。
大分友の会員から集まってきた記録用紙をいろいろと責任者の安井さんが、点検をしてきましたが念のためもう一度皆で、目を通します。
    

そしていよいよ二人一組になって入力作業に入りました。夫のパソコンを使って的場さんが、阿南さんの呼び上げる数字を入力します。私は、安井さんの呼び上げる数字を入力をします。まだまだ、記入ミス、計算ミスが見つかって、その都度、本人に電話をかけて確認をしたり、検算をしたり、入力もなかなか大変です。
入力をする私にもミスが多くなってきました。疲れてきました。時計は正午も過ぎています。お弁当を食べることにしました。夫が、先日、勉強してきたばかりのおそうめんの吸い物を作ってくれました。
デザートは、お持ち下さったヨーグルトゼリーをおいしく頂きました。
そこへ速達便が届きました。〆切りに間に合わなかった会員が時間調べの集計用紙を送ってきたのです。急いで点検をして早速集計に加えました。
3時半、ようやく52名分の集計が完了しました。一人一人の生活がこうして一覧表にまとまりました。これは、今度は九州部20の友の会の数字が集められ、更に、全国の数字が集められて考察をします。今の生活時間の問題点、また良い点などがはっきりと見えてくると思います。そして私達は「時間の使い方は命の使い方」と言われた羽仁もと子さんの言葉をいつも胸に刻みながら、時間の使い方の勉強をします。

5年前の調べでは、その前の調べに比べて睡眠時間がやや減り、大人から子供までが夜型生活に移行していること、また、家事時間が短縮されていること、特に縫う時間、掃除の時間などの減少が目立ちました。今度はどんな特徴が見えてくるか、とても楽しみです。
   

無事に集計が終わり、ほっとしました。夫がコーヒーを点ててねぎらってくれました。テラスでテイータイムです。左から安井さん、阿南さん、Mie、的場さんです。私が久しぶりに作った少し形の悪いシュークリームとコーヒー、疲れた身体においしかったです。

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