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1月4日、大分川探検 その3、府内大橋から大分川河口まで、by Mie
府内大橋の下流で河原の遊歩道が切れていました。丁度、今、作っている所です。芝生を植えた遊歩道が出来るようです。そこで私たちは土手の上の自転車道を歩きます。向こうの赤い橋のように見えるのは、水道です。
素敵な建物が目に入りました。木の香一杯のこの建物は「大分県林業会館」でした。丁度1年くらい前に建ったそうです。
比較的新しい広瀬橋です。国道10号線から大分川を渡って、下郡工業団地に入るには大変便利な橋です。大分の県花さざんかと、大友宗麟ゆかりの南蛮舟が橋の欄干に飾りとして入れてあります。
ガーガーと音を立てて列車が走るJR日豊本線の鉄橋です。そのすぐ側に滝尾橋が重なるように見えています。
滝尾橋をくぐると、川幅はウンと広くなりました。今まではカモがたくさんいた川にはカモメがたくさんいます。海の水と川の水が入り交じってくる所です。国道197号線にかかる舞鶴橋です。大分の一番の繁華街、官庁街に通じる橋です。(左側が大分の中心地)

向こうに見えるのは大分川の最後の橋、弁天大橋です。その先はもう海です。滝尾橋と弁天大橋の間は、水際公園となっていて、春は流し雛、夏は花火大会、といろんな行事の行われる所です。カヌーに乗った親子がのんびりと川遊びをしていました。
弁天大橋をくぐって、対岸には、ホーバー乗り場があります。丁度、大きなエンジン音を立てて走ってきたのは、大分空港から来たホーバーでした。今からホーバーは陸地に上がる所です。
赤い煙突のあたりは大分工業地帯です。新日鉄や九州火力、昭和電工、住友化学などの工場群があります。
広い河川敷には、ヘリコプターの着陸地点も作ってあります。

ようやく、大分川の終点にやってきました。河川敷も途絶えて、テトラがガラガラと置いてあります。後は広い海が広がっています。対岸のように見えるのは、別府湾を隔てて国東半島です。右には工業地帯の大きな赤いアンローダーが見えています。家を出てから15キロ、時間は3時でした。お疲れ様。
今日、私たちが歩いてきたのは、「弁天横瀬自転車道」という名前がついていました。記念写真を撮りました。
滝尾橋まで戻ってきて、ここから夫は自転車で同じ道を引き返して家に帰ります。私はバスで帰ることにしました。

歩いて大分の中心地まできました。そこから富士見が丘行きのバスに乗って帰りました。ここは高速バスも発着するターミナルで、丁度福岡天神行きのバスが出る所でした。若い方で満車になりました。お正月休みを故郷ですごした若い方が家の皆さんに見送られて学校へ、仕事場へと帰る所でした。
私が家に帰ってきたのは、もう夕闇の迫る5時を過ぎた所でした。家のガレージには自転車がもうありました。夫は自転車道を走って25分で家に帰り着いたそうです。4時5分だったとか。その時、私はまだバスを待っていた頃でした。自転車道を走ると速いんですね。びっくりしました。今日は今まで知らなかった大分川とその周りの景色を思う存分味わうことが出来た素敵な一日でした。
今年は少し自転車で走ったり、健康的な暮らしをしようと決心をしました。