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真夏の夜の祭典、神楽とジャズと花火・・・・つづき by Mie


次の演目は「大蛇退治」有名なヤマタノオロチの話ですね。おじいさんとおばあさんが、美しい娘(クシイナダ姫)を連れて悲しんでいる。恐ろしい8つの頭を持つ大蛇が暴れるのでこの娘を差し出しに来たと言う。そこへやってきたのは、タカマガハラを追放されたスサノウノミコト。いい考えがあるから心配しなくてもいい。喜んで舞を舞って3人は去って行きます。

良い考えとは、、おいしいお酒で大蛇を酔わせて、そこをやっつけようという訳。さっそくお酒の用意です。酒樽が並びました。

さあ、大蛇がやってきました。目はランランと光り、口から煙を吐いて威勢良く登場です。

何と、6匹の大蛇が勢揃いしました。とても見事な大蛇、壮観です。お酒をさっそく見つけています。

お酒を飲んで喜んでいます。見事なパフォーマンスですね。頭に一人の人が入っていて、立ったり、座ったり、体を廻したりと演技をしています。きっと中は蒸し暑くて重くて大変なことだろうと思います。何だか怪獣映画を見ているようです。

酔いが回ってきて、何だかグニャグニャとし始めました。6匹が舞台狭しと動き回ってそれは見事です。

やがて、スサノウノミコトがやってきて、酔っている大蛇を退治します。しかし大蛇も黙って打たれてはいません。体中から火を噴いて抵抗をしています。口から花火が飛び出し、仕掛けの爆竹がなり、花火が炸裂してスモークはたかれるし、それはそれは素晴らしい舞台でした。

気がつくと広い芝生の会場は人で一杯になっていました。若い人もたくさん見に来ています。こんな中からお神楽の後継者も育っていくのでしょうね。昨年はオーストラリアに行って、あちらのジャズバンドと共演をして喜ばれたという国際的にも有名になりつつある庄内神楽です。今年の秋には韓国での奉納が決まっているそうです。

お神楽の後は、入り口でもらったうちわの番号の抽選発表、庄内の名産、ナシが賞品でしたが、残念ながら我が家は2本のうちわとも、当たりませんでした。最後は美しい花火で締めくくり。楽しい美しい夏のフェステイバルでした。

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