今日はお互いのスケジュールを合わせてよくよく打ち合わせをして午後から由布院へお花見に行くことになりました。久美子さんの会社の大事な行事が思いのほかに早く終わったので、大丈夫ですか?と電話を頂き、すぐに出発となりました。 久美子さんが車を出して下さるので、家に行きました。高速に乗って、早春の雰囲気の残る山々を見ながら走ります。由布岳の手前に桜の花が見えてああ、春のドライブね、とうれしくなりました。 |
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由布院の手前、緑の山と、牧草がまだ枯草の感じの面白い草原です。 | |
由布院の町へ入りました。 見たかった景色です。少し曇り空が残念ですが、桜もほぼ満開、大分川の土手の菜の花と、緑がとても美しい。今年もこの光景が写せてとってもうれしいです。由布院の御幸橋から写した由布岳の写真です。 |
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上の写真を写すために、車を止める場所探しに大変苦労五してくださった久美子さんです。やっと、撮影ポイントに来たのに、写したら目は閉じたままでした。 | |
大分川にかかる御幸橋の上で久美子さんはカメラマンです。 | |
何度写しても目を閉じる癖があって、がっかりです。でも、目にはしっかりこの風景は写されています。 御幸橋から由布岳と反対を見ていると、由布院駅を出た普通列車が大分川にかかる鉄橋へ出てきました。すかさずパチリ、でした。 |
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12時も過ぎて、食事も気になるし、その前に由布院駅のギャラリーでの展覧会を見たいと、車に戻りました。両側を見ながらキョロキョロ、あそこのおはぎがおいしいのよ、というと、お彼岸にお供えが出来なかったからお土産に買いたいと久美子さん、スタスタとお店へ。でも暖簾がかかってない〜〜他にもお客様が玄関を伺っています。見ているうちに玄関を開けて中へ入ってしまった〜〜〜 | |
私もカメラを持って後に続きます。中ではおはぎが次々と作られています。注文が多くて今日はそれで精一杯なので暖簾も上げてませんが、、、まあ、良いでしょうと、狭い玄関に大人が4人、結局、わがまま言って、一人一ケースと頂くことが出来ました。その上に、お写真まで写させていただきました。お店のご主人様はもくもくと、おはぎを作られている。 ごちそうさまでした。とっても美味しかったです。 |
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そして由布院駅に着きました。駐車場がちょっと離れていて、狭くて、苦労した久美子さんです。振り返ると、駅前通りの正面に由布岳、休日でも無いのに、結構お客様が歩いています。 |
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由布院駅ギャラリーでは、 「陽はまた昇る」というタイトルの絵画展が開かれていた。第六回 東勝吉賞水彩画公募展「陽はまた昇るー83歳からの出発ー」 80歳を過ぎてから水彩画を描かれるようになった東勝吉氏は、木こりをながくされていたそうです。当時の山で見た木や山の姿が独特のスタイルで描かれている。 絵葉書になった絵を見たある方が素晴らしいと賞賛されて、世に知られるようになったとのこと。 私たちが桜と由布岳を写した御幸橋が描かれています。 |
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東勝吉氏、(1908〜2007) 99歳でお亡くなりになるまでに16年間で、 珠玉の水彩画を100余点余りも描かれたそうです。 |
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素晴らしい絵に心は満腹、しかし、はやく昼食を食べたいと、庄屋で中谷氏にご挨拶をしてから、湯の岳庵へと行きました。青い空に茅葺屋根の湯の岳庵、そして桜が美しく咲いています。 | |
湯の岳庵の扉を開けると、大きな大きな花器に、椿に柳、大樹が生けられている雰囲気です。見事です。 | |
ランチ、牛丼を頂きました。温泉卵を入れて、少しお醤油をかけて、おいしく頂きました、由布院野菜のサラダもとってもおいしい、たちまちお腹も満足しています。 | |
稚鮎の天ぷらですよ、と、一皿頂きます。3人で分けて、熱々をシャリシャリと薄塩でほうばる。何とおいしいのでしょうか。口中は稚鮎の香りで満たされました。 | |
デザートは?なんと、健太郎さんから頂きました。リンゴのコンポート、ジュレが口に心地よいです。とってもリンゴの香りも食感もおいしく頂きました。 | |
まだまだ由布院の桜はこれからですねそれでも桜の木の下で二人並んで写していただけた。良かったです。。 |
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温かい由布院、まぶしい春の太陽、やっと目を開けて写ることが出来ました。久美子さん、ありがとう! |
そして健太郎さんにお会いしました。前回の由布院で見せてもらったサモワールが故障したけれど、ご苦労されてまた復活したとのこと、 | |
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サモワールを真ん中に記念写真です。本体の底についている電極が傷んでいてお湯が沸かなかったのを苦労して修理できる人を探してもらって付け替えることが出来たそうです。 | |
ロシアで栄えたサモワール、お陰で紅茶消費量世界一とか、楽しい思い出も一杯ですが、今のウクライナへのロシア侵攻の数々を毎日、テレビで見ている今の私たちは本当に哀しい、そして憤りを感じます。ラトビアへの旅で中谷氏にご一緒させて頂いたことから、ウクライナもラトビアも同じ時にソ連から離れた国。新しく生まれた国への希望に満ちていたリガの人達と親しく交わってきた私たちは、書物や地図を見せて頂きながら、たくさんお話をしました。一日も早く、この戦争が終わりますように。 | |
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家を出る時は曇り空、しかし、だんだんお天気が良くなって、夕方になっても空が青い、朝、写した御幸橋からの由布岳をもう一度、写そうと、戻ってくる。やはり明るくきれいに写る。 帰途も高速に乗る。久大線の線路沿いに走っていると、ピンクの桜が連なっていてとても美しい。車を止めてフォトタイムとなる。 |
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この黄色い花は、連翹、随分の大きな株、その後ろに由布岳が見える。 | |
久美子さんも由布岳の前で両手を広げて気持ちよさそうです。かえりもまた運転よろしくお願いします。 | |
順調におおいたにかえってきました。久美子さんの家へ帰る途中、夕焼けがきれいでした。 | |
自宅のガレージに置かせてもらっていた我が家の車に乗り換えて、帰宅します。今日は由布院へご一緒出来て本当に楽しかったです。きれいな桜を見ることが出来ました。また季節が変わる頃に行きたい由布院です。 |