2019年8月1日:福岡へ、そして試食会へ、
朝の5時44分、バスに乗ってお出かけです。家のすぐ下の信号を渡って、大分川の橋の上です。川面に今、のぼったばかりの太陽がキラキラと輝いています。もう既に暑い暑いです。今日も一日暑いことでしょう。
 バスの中は結構、混んでいます。そして殆どの人が眠っています、私はいつものごとく、窓の外の景色が気になって、カメラ片手に目を凝らしています。薄雲がたなびき、なんとも幻想的な山の朝です。
 のどかな光景の中に、ニョッキ、ニョッキとそびえているのは風力発電のトンボです。これでも近くへ行くと随分大きいのですよね。
 今日は友の会の九州部「食のネットワークの集まり」に福岡友の家に行きました。九州部16友の会からの25人が集まって、食について考えます。
最初に、読書の時間です。大分友の会の永野が話しました。食のネットワークが発足して10年になります。その成り立ちの思いと使命を再確認し、今の世界の問題から何を大切に食のことを進めていくか、を考える時になればと思ったことを話しました。
 また、5月の食事調べや、年間を通しての買い物調べから、大分では自家菜園をしている人が多いことを感じ、どのくらいの人がどんな作物や、果樹を育てているかなどを調べてみたことなどを報告しました。そこから、各地も羽仁先生が推奨された「愛土生産」を盛んにし、作ること、食べることを共に考えられると良いと思った。
食の勉強って、食べる側からの学びばかりしてきたように思います、食はあらゆるものの真ん中にあると同時にまたあらゆるものに左右されることも実感する。作る人があってこその食、少しでも作ることにかかわる食べる人になりたい。と思った。
16時7分、福岡からの帰りの高速バスから見た由布岳です。かすかに夕焼けの茜がさす空にくっきりと美しい姿でした。
帰りのバスの中では溝口薫平氏に頂いた本を読んでいました。どこからでも由布岳が見える由布院を願って、押し寄せるいろいろな開発を防いできた由布院、静かな緑の中で寛げる温泉のある由布院、民間で考え、行政の知恵を借り今の由布院を作り上げて来た人々の記録、その本の表紙にも由布岳がありました。
山の上の送信等塔が見えてくると別府です。様々な形の電波塔が建っています。
車を置かせてもらっている家に帰ってきました、「今夜はオリーブオイルの試飲会をしているので、間に合ったらどうぞ!」とメールが来ていたので、ただ今と入りました。
間に合って良かったね、と迎えて下さって、早速オリーブオイルの試飲です、
一本8000円のイタリア????最高点99。香り、味がスッキリした透明感、草いきれ、青りんご、スパイシー、しかも芳醇!衝撃でした。
最後の一本が手に入ったからと試飲会を開いてくださったの。それにリモーネオルシーニ、はちみつでトライ。
そこにすももを少し足したらいいと早瀬さん。
ホント実に美味しかった。白鳳、赤ワイン煮も!
オリーブオイルのソムリエのケイさん、イタリア政府のライセンスを取得している人、オムオリーブオイル、お料理にかける、パンにつける、などなどふさわしいオリーブオイルを選んでくださる。
リモーネオルシーニははちみつでトライ。
そこにすももを少し足したらいいとオリーブ大好きの早瀬さんのアドバイス、ホント実に美味しかったです。
このいろいろなジャムは、東京のMIMOZ.昭さん作、我が家用にと作ったジャムがあまりにも好評で、大分にまで届く!私も欲しい!の友人たちの声に押されて モモ、パイナップル、ジャムなど本当にいろいろです。早瀬さんの奥さん御用達のパンを持ってこられた早瀬さんです、。
紅茶は久美子さん推奨のディンブラ、カップはアンティークです。
オリーブオイルが数本並んでいますが、本当にいろいろな種類があるのですね、私にはなかなか覚えられないです。
このぬいぐるいは、パディントンといいます。ペルーからイギリスのパディントン駅へついたという熊さん、親切なイギリス人に駅の名前をつけてもらったというとても有名なクマさんです。

友人の久美子さんのマスコットです。