2019年6月26日:龍野にて、祖母の墓参り
たつの市の志んぐ荘の朝です。朝風呂に行きました。 何度も来ているしんぐう荘ですが、大浴場が温泉だとは知らなかったです。
効能書きには「光明石温泉」と書かれています。「自然界の中で放射性元素を含む天然鉱石の中でもっともイオン化作用(生体活性作用)の強いとされる薬石光明石を主たる泉源体としてできた温泉」とのこと。と何だかありがたいような文が書かれていました。。
湯船の外は、裏山に接しているので、まだほの暗いです、岩を積み上げた所から温泉が流れ出ています。一人でゆっくりとつかりました。 
部屋の窓からの景色です。昨夜は光の帯になっていたつり橋も見えます。 
朝食です。いつもはバイキングのようですが、今朝は泊り客が少ないのでお膳になったそうです。落ち着いて食べられtえ良かったです。 
食後は姉夫婦と一緒に散歩に出ました。すぐそばの家の庭に素晴らしいアジサイが咲いていました。とてもきれいで見入ってしまいました。 
その先には教会があり、お庭にオレンジ色のバラが咲いていました。「アンネの形見のバラ」だそうです。オランダのアンネ・フランクの家の庭にあったバラが父オットー・フランク氏より、聖イエス会に送られてきて、株分けされてここで美しく咲いているそうです。
 志んぐ荘一帯は新宮町の東公園と呼ばれているようです。この立て看板には「明治百年記念かだん」と書かれています。
町内の家庭から寄付をしてもらった石臼で作った花壇だそうです、上の大きな石臼はお米や麦や栗を入れてついていた「つき臼」そして、下の小さな石臼は、もちの粉やお豆腐を作るのにつかわれていた「挽き臼」だそうです。全部で百個並べてあります。昔はどこの家にも無くてはならなかった道具です。と書かれていました。 
ずっと以前から気になっていたつり橋に来ました。傍で見ると、橋の長さも長いし、川底もずいぶんと下にあるようで何だか渡るのがとても怖い気がする。
渡る前の元気な顔で、義兄さんに写真を写してもらう。 
橋の傍から、「アンネの 形見のバラ」の咲いていた教会が良く見えます。かわいいおとぎの国の家のような教会でした。
義兄さんが先に歩き、私たちが後に続きます。緑に塗られている所が橋の真ん中のようです。やはり揺れます。真ん中を歩いていると手すりを握れないのでなお怖いです。川の流れの上に来ると、もう下を見るのが怖いです。 渡り切って振り返ると志んぐ荘の全体が良く見えました。
やっとの思いで渡り切りました。このつり橋の正式名称は「東山公園橋」です。全長は159mメインケーブルは36mm橋の幅は1.6m水面からの高さは9m許容荷重は60kg/㎡ これって、体重60キロ以上の人はだめってことですか?ちょっと心配になりました。
このつり橋が出来たのは昭和42年と書いてあります。なんと息子と同い年だとはまるで知りませんでした。そして、なんと私は初体験、初めて渡りました。それも驚きです。
 渡ったからには、今度は戻らないといけないです。凄く横揺れをして本当に怖かったです。戻ってきてヤレヤレ、そして「東山公園」と彫り込んだ石柱が立っている渓流沿いの道を少し登りました。あひるの番い?が仲良く泳いでいました。
ここは紅葉の美しいところです。今は緑の葉がとても涼し気です。秋になるとここは美しい紅葉の谷になります。 
少し休んでから志んぐ荘を後にして、祖母のお墓のある半田にやってきました。母方の祖母の家を継いだ末の弟夫婦ががとてもよくお墓を守っています。 
皆でお参りが出来てうれしかったです。ずっと同じ家に居るように私たち孫をかわいがってくれて、何かある時はいつも一緒に過ごした祖母が眠るお墓です。 
この山の麓に私たちの育った家がありました。今はもうありませんが、ふるさとの山や川や田んぼが迎えてくれます。この山の上は、子どもの頃の遊び場でした。いろいろ思いだします。
 お寺に行って、お経をあげて戴きます。「ようお参りくださいました、冷たいものを」とねぎらってくださる専法寺さんです、
こちらの本堂もとても立派でした。おばあさまも喜ばれているでしょう、と言って、お経をあげて下さいました。

その後は、私たちはまた各地へと帰りますが、お昼ごはんは一緒に食べましょう。 
やってきたのは、龍野の赤とんぼ公園の中にあるお食事処、です。やっぱりお昼は揖保乃糸でしょう、と皆で同じものを頼んで食べました。やっぱりおいしいね。と満足しました。集まれて良かったね、今度はいつ会えるかな?と、西へ東へと別れました。 
私は姫路駅から新幹線ののぞみを乗り継いで小倉へ行きました。
車中ではおいしい水と、アイスクリームを食べてくつろぎました。持って行った本も読んでしまったので、窓外を楽しみました。 
小倉が近くなりました。山々は霧が垂れ込め、今にも雨が降りそうな空模様です。いよいよ明日は梅雨入りでしょう。 
   今回はたくさんのJRのチケットをお友達にネット購入して頂いて(ありがとう)確かめつつ列車の旅を続けました。どの列車も、外国の方が大きなトランクを持ってたくさん旅をしておられました。日本もこれからどんどん変わっていくのかなと思いました。

また父や母の記念日に姉弟会いたいなと思いました。それまで元気で過ごしましょう。
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