2018年2月1~5日建一傘寿記念旅行
2018年2月4日:石垣島⇒ 竹富島
今日の予定は石垣港から日本最南端の島、波照間島に船で1時間かけて行く予定でしたが、天候が悪く船が出ないとのこと日本最南端に行くことも大きな目的だったのでとても残念ですが仕方ありません。 

南国の食材も使ってある朝食ビュッフェスタイルで食べました。やはり果物がおいしいです。
波照間島に代わって行くことになったのは、石垣島から6.4キロの所にある竹富島です。ここは水牛の車に乗ってのんびり家並を見学するとのこと、これもまた楽しみです。 
8時出発、石垣港に着きました。急な予定変更で添乗員さんも大変です。少し時間があって、連絡船のロビーではウロウロしていました。
島に住むということは、本当にお天気任せの所もあって、イライラする人だと住めないな、と思いました。石垣港からら船に乗って、6.5キロ、10分ほどで竹富島に着きます。例え10分でも、船に命を預ける、これもまた島に住む人の気性に影響を与えるのかなと思いました。
横殴りの風が吹きわたります。これは島特有の気象のようです。遮るものが無い、海から海へ風が抜けていくという風に言われました。アノラックを着てとても南国とは思えません。 
港の風景です。赤い屋根、風通しの良い夏を旨とした建物ですから、こんな荒れた日は大変です。 
竹富島は、道路も舗装していないそうです。その道を大きな角を延ばした水牛が結構長い車を引っ張って歩いています。 
この島は景観保全されているので、この石垣、赤い屋根の家などは、勝手に変更することは出来ないようになっているそうです。この石垣は、サンゴの化石というか、海底にあった石を積み上げています。 
私たちも水牛車に乗りました。向かい合って、椅子に腰かけ、水牛が引っ張って行ってくれます。 
どの道も石垣が続き、冬でも緑が茂っています。十字路に来ました。 道には白砂が敷かれているのでとても美しいです。
ここは繁華街だとガイドさんが言いますたくさんの観光客が歩いています。そして、水牛車が近づいてくると、カメラやスマホを向けて力強い水牛の写真を写します。 
 このような赤い瓦、門柱があって、中が広場のようになっている、典型的な竹富島の家の造りです。そして重要伝統的建造物群保存地区に指定されているので保全に努めていくのはなかなか大変のようです島の人口は365人(2016年7月)とのことです。。
手綱も外したガイドさん、島唄を歌いましょうと、三線を弾きはじめました。天井に歌詞が貼り出してあるので一緒に歌いましょう。 
私たちの年代だと大抵の人が知っている島唄です。皆で三線に合わせて歌います。
♪サー君は野中の いばらの花か サーユイユイ暮れて帰れば やれほに ひきとめる マタハーリヌ チンダラカヌシャマヨ サー(沖縄民謡「安里屋ユンタ」)
迫力あります、近くに寄るのは何となく怖い、でも、温和な目をしています。 
これは珍しい二両連結の水牛車です。操縦は難しいでしょうね。でもガイドさんが言ってましたが、曲がる時には塀や草木にぶつからないように水牛はとても考えて曲がっているのだそうです。 
ここは水牛車の基地です。たくさんの車が並んでいます。働いてきた水牛は水を飲んだり、休憩したり、そしてお客様があると、休んでいた牛が繋がれていきます。 
私たちもここで降りて、記念写真タイムです。 
私は三線を持たされて、水牛と記念写真を写しました。私たちの乗った水牛の都野はクルリの回っていますね。 
これは今、こちらにいる牛の相関図です。テレビドラマの人物相関図のように、兄弟、とか、仲良し、だとか、ハートマークで結ばれていたり、ぺけの印はあまり仲が良く無いということか?忘れました。 
水牛君との記念写真のあとは、散策です。サンゴの石で築かれた石垣に 南国の花がからまって咲いています。サイハイディゴでしょうか。良く判りません。
 あの上から見ると屋根がきれいですよ、との声に登ってみました。島のほぼ中心部にある赤山公園内のなごみの塔です。今はちょっと危険とのことで、足元の高台から眺めてみました。
 塔の建っている場所から赤瓦屋根の集落が見渡せます、その向こうには海も見えます。お天気が悪いので海も空も区別がつきませんが海は良く見えました。青空の良い天気で写した写真をお借りしてきました。本当にきれいです。天気って大切ですね。
 和みの塔のすぐ傍の家です。赤い屋根の上には可愛いシーサーが乗っています。そして、後ろにはなごみの塔が見えています。ここに住まれている方が出てきて、家の中の様子など見せていろいろお話をして下さいました。
色鮮やかなブーゲンビリアの花があちこちで満開です。やはり南の島だなと思いました。 
立派な石垣は残っているのに、中は広場で家が無い所もあります。この美しい姿を残すためにいろいろと約束事もあって、なかなか大変なようです。人口も平成4年には一時251人にまで減ってしまって今は徐々に増えているようですが、
竹富島観光を終わって、また竹富港へ行きました。乗ったバスにはこんな絵が描かれていました。 
竹富島から西表島へ渡ります。少し待ち時間があって、待合に置かれていた絵本を見ました。

富山県射水市大島絵本館主催の「おおしま国際手作り絵本コンクール2006年最優秀賞受賞作品「あだんのぼうけん」です。 あだんのぼうやが、ころりと枝から落ちて、コロコロいろんな動物などに拾われたり、食べられそうになったりが描かれています。

いよいよイリオモテヤマネコで有名な西表島へ渡ります。
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